【心をタフにする秘訣】
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本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の著者、塚本亮さんが、メンタルを鍛える方法を説いた一冊。
※参考:『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』
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自身、高校時代は偏差値30台、退学寸前の問題だったにもかかわらず一念発起し、同志社大学、ケンブリッジ大学大学院に合格した経験から、成功するための心の取り扱い方をまとめています。
土井も、今でこそ本番に強い人間になりましたが、かつては緊張して大事なテニスの試合でミスしたり、スピーチも原稿なしでは臨めないほどメンタルが弱い人間でした。
その経験から、「メンタルは後天的に強くできる」と断言できます。ただ、それにはちょっとした知識とテクニック、トレーニングが要るのです。
本書には、そんなメンタルの取り扱い方が書かれていて、じつに勉強になります。
著者はケンブリッジ大学大学院で心理学を学んでいますが、ひょっとしたらこの時の知識が著者自身の成功にもつながっているかもしれませんね。
どんなことが書かれているのか、さっそく、内容のポイントをチェックしてみましょう。
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自分の弱さをしっかりと受け止めているからこそ、自分にない強みを持っている人と、いい部分を出し合い、成果が出せたらと思っています
どんな状況下でも、そこから自分を成長させるタネを見つけることは可能
前向きになれないときこそ、姿勢を整えてみてほしい
跳べなくなってしまったノミは、普通に高く跳べるノミを見て、再びコップよりも高く跳べるようになる
あなたがもし、現在行き詰まりを感じていて、それがストレスになっているならば、自分とは違った生き方をしている人と出会うといい
どこかで現実を見つめない限り状況は改善しません
心を折れにくくするために大事なことは、目の前の課題が本当に大切かどうかを、冷静に見極めることだと思います。少なくとも、そうすることで、起きることすべてに一喜一憂しないで済むメンタルがつくれるでしょう
まず限りあるエネルギーをどこに注ぐべきかを見極めてはどうでしょうか。つまり、自分にとって大事なことを意識して選択してみるのです
使う言葉を短くする
気にするのはコントロール可能なことだけにする
理想像は三人持つ
自意識が必要以上に高いと、行動範囲がどんどん狭くなっていきます
動機は三つ用意する
世界の経営者たちは、誰かが決めた何かに追われる「リアクション型の人生」ではなく、自分のために生きる「アクション型の人生」を送っている
筋トレとは自分の限界を超えるためのトレーニング
自信とは雪だるまのようなもので、最初はとても小さなものであったとしても、積み重ねていくたび、徐々に大きくなっていく
「できる人の集団」に身を置くこと
ライバルといい関係を築き、お互いの心に火をつけ合うことが、私たちにいいパフォーマンスをもたらす
やりたいという気持ちに素直に従い、あなたの場所を増やしてみよう
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著者が現在30代半ばということで、脂が乗っているのもあるでしょうが、20代、30代へのエールとも取れる内容です。
人はどんなに心が弱くても、成功できる。
でも、そのためには、ちょっとした工夫とテクニックが要るのです。
メンタルが弱いとあきらめている方に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。
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『心の強化書』塚本亮・著 ソシム
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◆目次◆
序 章 心の弱さはどこからきている?
第1章 弱い自分と向き合う
第2章 心を強くする考え方
第3章 心を強くする行動
第4章 それでも不安を感じるあなたへ
第5章 心をもっと強くする
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