【これは便利】
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本日ご紹介する一冊は、日本マイクロソフトの社員が実践している、エクセルのテクニックを紹介した一冊。
著者は約30年、150冊のキャリアを持ち、ベストセラーもあるベテランライターの戸田覚氏。
本書では、著者が日本マイクロソフトの社員に取材し、彼らの推奨ツールとエクセル使いこなしテクニックをまとめています。
達成度をひと目でチェックできる「カラースケール」、人数を比べるグラフ「ピープルグラフ」、地図上にグラフを表示できる「3Dマップ」、地理的傾向がわかる「マップグラフ」など、使いこなすと便利なツールが多数紹介されており、じつに興味深い。
それぞれのツールをどう使ってどう見せるか、そんなテクニック論も紹介されており、じつに興味深く読ませていただきました。
オフィシャルに取材しているせいか、若干宣伝臭がするのですが、そこを差し引いても興味深い内容です。
さっそく、いくつかポイントをチェックしてみましょう。
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「ツリーマップ」を使うと、例えば、売り上げの小さな販売店も数社まとめると、売り上げの大きな販売店と変わらない──といったことが感覚的に理解できます
グラフを見やすくするカギは“グレー”
あまり本質的ではないところはグレーにする
データのかたまりを意識して罫線を引く
「チームズ」でメンバー間のファイル共有
連絡はあいさつ不要のチャットで時短
「変形」は、同じ図形を1枚目と2枚目で位置や大きさを変えると、自動的にアニメーションにしてくれる機能
鈴木さんは、ワードの新機能「リサーチツール」も有効に使っています。この機能は、書類を作成しながらウェブを検索して情報を表
示してくれるもの
条件付き書式の「カラースケール」を使うと、時期と店舗ごとの売り上げの傾向がとてもよくわかる
カラースケールで全体の傾向はつかみやすくなりますが、店舗ごとの動きはスパークラインの折れ線グラフで見せます
エクセル2016に、新機能として「3Dマップ」が追加されました。3Dマップを使えば、立体的な地図上に棒グラフや円グラフを表示していけます
ゴールシークとは、計算結果から、その結果を得るための数値を逆算できる機能
ツイッターから特定のキーワードに合致するつぶやきを抜き出してデータ化…誰でも使えるエクセルの無料アドインでこんな夢のようなことができるんです
共同編集機能を使えば、同じ時間に同じファイルを開いて書類を編集していけます
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エクセル本が数多ある中で、「一番わかりやすい」と言える本ではありませんが、使いこなせていないツールの存在を知ることができたのは、収穫でした。
セミナーか何かのタイミングで、本書で紹介されていたツール・テクニックを試してみようと思います。
エクセルを使うことの多い方に、ぜひチェックしていただきたい一冊です。
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『日本マイクロソフト流 最強のエクセル仕事術』戸田覚・著 日経BP社
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◆目次◆
第1章 上司をうならせる資料づくりの秘訣
第2章 手軽に成果を上げる情報整理&分析術
第3章 仕事を素早く片付ける時短の裏ワザ
第4章 仕事だけじゃもったいない! エクセルもパワポもフル活用
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