【年商200億円起業家の教訓】
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昨日は、マンハッタンのど真ん中の豪邸で、エンパイア・ステート・ビルディングと月を眺めながら、お酒をごちそうになりました。
しかし、お金持ちは一日にして成ったわけではありません。
どんなお金持ちにも、お金持ちになった原因となる「考え方」があり、「努力」があったのです。
本日ご紹介する一冊は、そんなお金持ちの「考え方」と「努力」が学べるケーススタディ&自己啓発書。
著者は、かつて一世を風靡した「たかの友梨ビューティクリニック」の創業者、たかの友梨さんです。
努力の大切さや、人に感謝することの大切さ、といったらありきたりですが、本書には、ありきたりではない著者の努力、挑戦の数々が書かれています。
私生児として生まれ、貧乏から身を起こしてお金を貯め、パリでエステティックを学ぶために100万円(当時)を全額投資した話など、身の引き締まるエピソードと教訓が満載で、やる気を高めてくれます。
また、経営者として酸いも甘いも噛み分けた著者だからこそ言える、経営の教訓が書かれており、こちらも勉強になりました。
さっそく、気になるポイントを見て行きましょう。
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ビジネスを成功させるために絶対に欠かせない要素を、たった一つ挙げろと言われたら、「感謝」と答えます
あらゆる成功の根底には周囲の人々の尽力がある
「私のこと、嫌いなの?」
こんな言葉が口をついたことさえあります。いま思えば、そんなことに悩んだこと自体ナンセンスだし、恥ずかしい。人にはそれぞれの考えがあり、誰もが自分に合った世界を探しているだけなのです
私は離れていく人には執着しないけれど、縁のある人のことはとても大切に考えています
「もっといい手があるから私にまかせて。ときにはズルも必要ですよ」
うまいことを言ってくる人は、本当にあなたのためを考えているのではなく、あなたを介して自分が得したいだけ。いざとなるとお金も出さず力も貸してくれないでしょう。こういう人と手を組んで儲けようとしたら、あなたのビジネスが汚れます。そして、一度汚れたビジネスは、ちょっとやそっとではきれいに戻りません
そんな理想のリーダーになるにはどうしたらいいのでしょうか。一口に言えば、たくさん遊んで、面白い人間になることです。部下たちが、一人のリーダーに本気でついていくとしたら、そのリーダーについていけば、自分の知らない世界に連れて行ってくれると感じるからです
私は、貧しい家に育ったけれど、自分で働くようになってからは貧乏はしたことがありません。それはなぜかと言ったら、働き者だったからです。貧乏を嘆いている人をよく見ると、あまり働いていないということがわかります
「オール・イン」という言葉をご存知でしょうか。カジノで、プレーヤーが手持ちのチップをすべてポットに入れることを言います。お金の使い方にはいろいろありますが、大きな成功を望むのだったら、自分の人生において何度かオール・インする必要があります。「これぞ」ということには、有り金すべてをつぎ込むのです
成功する人は、自分が登りたい山がはっきりわかっていて、その山頂に行くルートもいくつか押さえている
そばに寄るだけで不運が乗り移りそうな人よりも、明るくて裕福そうな人のそばに居たいですよね。幸運を分けてくれるような人のそばに居たいですよね。だったら、あなたは、そうした振る舞いをしなくてはなりません
考え抜いた私は、一つの結論に行き着きました。
「そうだ……。自分がしてほしかったことをやればいいんだ」
「ファーストな体験」を楽しむ
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貧乏を克服するために働く、周囲の人に感謝する、そして必要な時にはいつでも「オール・イン」(全額投資)する…。
じつに良い勉強になりました。
リーダーとしての教訓もあり、ビジネスパーソン全般におすすめできる本です。
ぜひ読んでみてください。
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『なぜか、人とお金がついてくる50の習慣』たかの友梨・著 フォレスト出版
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◆目次◆
第1章 優秀であるより面白くあれ~人間関係がうまくいく10の習慣~
第2章 「オール・イン」せよ~お金に悩まない9の習慣~
第3章 会社にしがみつかない働き方~仕事で稼ぐ13の習慣~
第4章 一生、“初体験”し続ける~思考で現状を変える9つの習慣
第5章 苦しいときをどう生きるかで人生は変わる
~挫折で人生を飛躍させる9の習慣
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