【仕事好きな人ほど要注意。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894517140
BBM読者のみなさまはご存知のように、土井はとにかく面白いものを探し続けないといけない性分です。
そこで手にとってみたのが、本日ご紹介する一冊『「つまらない」がなくなる本』。
ベストセラー『「めんどくさい」がなくなる本』の著者、鶴田豊和さんによる最新刊です。
※参考:『「めんどくさい」がなくなる本』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489451656X
本書によると、われわれは、<退屈から逃れるために、実はたくさんのものを失っている>。
失うものの代表例がお金、時間、健康であり、本書にはこんな例が載っています。
・時間をつぶすために「お金」を使います
・衝動買いをしてしまい、「部屋のスペース」を失います
・どうでもいいスマホゲームによって、貴重な「時間」と「お金」を失います
ワーカホリックで、退屈に耐えられない土井には耳に痛い指摘が多く、当初予想したよりも役立つ内容でした。
まずは、冒頭に書かれている、本書の最重要ポイントから。
◆本書の最重要ポイント
1.「自分は忙しくて退屈とは無縁だ」と思っている人ほど、「つまらない」人生を送っている
2.「つまらない」は、大切なことを教えてくれる、ありがたいものである
3.「人生がつまらない」ときに、人生の意味を探そうとすると、逆効果である
続いて、気になったポイントをチェックして行きましょう。
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「つまらない」という悩みによって、多くの人が失う代表的なものが「お金」「時間」「健康」
「不安」という感情は、「もっと準備をしなさい」というメッセージを与えてくれることがあります。同様に、一時的な退屈も、私たちにメッセージを与えてくれます。それは、「意味や楽しみがある経験をしなさい」ということです
「つまらない」の悪循環を断ち切るには、「つまらない」と思ったときに、新しい刺激に逃避しないこと
多くの人は「活動中毒」と言えます。「何もしないこと」に耐えられません
◆「一時的な退屈」に対応する3つの方法
1.今経験していることをやめる
2.今経験していることに意味を見いだす
3.今経験していることを楽しむ工夫をする
人生の意味を見つけようとすると、慢性的な退屈になりやすくなります。これを見つけようとするから、苦しくて疲弊していくのです。人生の意味は、見つけようとするものではなく、気づくものなのです
「当たり前のことが、実は当たり前なことではない」と気づくだけで、人は理由なく満たされます
◆「無我夢中」になるための2つのポイント
1.自分にとって価値のあることを行なう
2.チャレンジをする
好きを追求した上に、それを世の中の価値と結びつけた人が、好きなことで稼げるようになるのです。まずは好き、世の中の価値はそのあと。先に損得、お金になるかどうかを考えないということです。先に損得を考えた時点で、もう本来の自分ではなくなっています
好きなこと・やりたいことは、探すものではなく、見つけようとするものでもありません。好きなこと・やりたいことは気づくものなのです
嫌いな人は、会う度に、自分のルールを破ってきます
本来の自分を生きる上では、「興味があるのに、恐くてできないこと」をやってみることが大切
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本書には、どうすればわれわれが「つまらない」を克服できるのか、ヒントが示されています。
なかでも、「本来の自分を生きる10の特徴」は、押さえておきたいところです。
「本来の自分を生きる」10の特徴
1.理由なく自分を満たしている
2.他者に対して無条件の愛と感謝を感じている
3.自分にとって大切なことを大事にしている
4.心身共に健康でエネルギーに満ちている
5.自然体でリラックスして、軽やかに生きている
6.過去や未来にとらわれず、今この瞬間を味わい、楽しんでいる
7.好きなもの、愛する人に囲まれて生活している
8.才能を十分に活かしている
9.波に乗って、次々とやりたいことを実現している
10.無難よりも、チャレンジを選択する
長い人生を生きる上で大切なことが、平易な文章のなかにギュッと詰まっています。
ぜひチェックしてみてください。
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『「つまらない」がなくなる本』鶴田豊和・著 フォレスト出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894517140
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◆目次◆
第1章 「つまらない」の正体
第2章 なぜ「つまらない」と思ってしまうのか?
第3章 「つまらない」にうまく対応するために
第4章 「つまらない」がなくなる生き方
第5章 「毎日がつまらない」を手放す12の秘訣
第6章 ケース別「つまらない」Q&A集
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