【次の一手を考えるための「問い」】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761270500
今より大きなビジョンを手に入れるため、伊勢神宮にお参りに行き、素晴らしい気づきを得て帰ってきました。
「日本のためにできることは何か?」
「世界のために日本ができることは何か?」
「自分がお手伝いできることは何か?」
大きな仕事をしようと思ったら、大きな視点が必要になる、とはよく言ったものですが、その視点を得るために有効なのが「質問」です。
本日ご紹介する一冊は、コーチ/カウンセラーで、「魔法の質問」を主宰する著者、マツダミヒロさんが、古今東西の偉人たちが問いかけた「質問」をまとめた一冊。
スティーブ・ジョブズや吉田松陰、ソクラテス、チャーチル、ドラッカー、エジソン、ミケランジェロ、ジョン・F・ケネディなど、さまざまな人物が自らに問うた「質問」が載っており、じつに興味深い内容です。
見開き2ページで、右ページに偉人たちのイラストと質問が、左ページに解説がそれぞれ載っており、これからのビジョンや目標設定をするのに最適な内容です。
以前、原尚美さんの『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』という本を紹介しましたが、この本と併せて読めば、2016年のビジョン・計画はバッチリだと思います。
※参考:『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048912
さっそく、その内容を見て行きましょう。
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誰の人生を生きていますか?(スティーブ・ジョブズ)
最も約束を破りたくない相手は誰だろう?(吉田松陰)
食べるためではなく、生きるために何をしようか?(ソクラテス)
美しくあるためには?(オードリー・ヘプバーン)
最も失ってはいけないものは何だろう?(ウィンストン・チャーチル)
何をもって憶えられたいかね?(ピーター・F・ドラッカー)
うまくいっているのは、誰のお陰だろう?(ウォルト・ディズニー)
あなたにとって失敗とは何だろう?(トーマス・エジソン)
私の財産は何だろう?(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)
人に笑われるようなアイデアは何か?(ビル・ゲイツ)
余分なものは何だろう?(ミケランジェロ・ブオナロティ)
手慣れてしまったものは何ですか?(岡本太郎)
どの流れに乗りますか?(デニス・ウェイトリー)
他との違いは何か?(トム・ピーターズ)
目の前にいる人を大切にするために、何ができますか?(マザー・テレサ)
何を許しますか?(ガンジー)
従業員のために、何ができるだろう?(J・ウィラード・マリオット)
どんな新しい道を進みたいですか?(ジョン・D・ロックフェラー)
どんな未来を作りたい?(アルフレッド・アドラー)
何で世界一になろう?(本田宗一郎)
今までになかったものは何だろう?(ジョン・F・ケネディ)
それはやる価値があるのか?(ウォーレン・バフェット)
何をやめますか?(マイケル・デル)
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個人的には、ソクラテスの「食べるためではなく、生きるために何をしようか?」や、チャーチルの「最も失ってはいけないものは何だろう?」、アドラーの「どんな未来を作りたい?」あたりが、未来へ向かう良い刺激となりました。
また、アイデアをチェックする質問として、ビル・ゲイツの「人に笑われるようなアイデアは何か?」、ジョン・F・ケネディの「今までになかったものは何だろう?」、バフェットの「それはやる価値があるのか?」が参考になりました。
シンプルな本ですが、思考を深めるには絶好のツールだと思います。
ぜひチェックしてみてください。
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『賢人たちからの運命を変える質問』マツダミヒロ・著 かんき出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761270500
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◆目次◆
第1章 生き方
第2章 成功
第3章 仕事
第4章 愛
第5章 情熱
第6章 幸福
第7章 夢
第8章 信念
第9章 決断
第10章 行動
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