2009年9月5日

『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』美崎栄一郎・著 vol.1874

【これぞ成果を出すノート術!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491938

本日の一冊は、花王でアタック、ニュービーズ、ワイドハイターなどのヒット商品を手掛ける通称「スーパーサラリーマン」、美崎栄一郎さんによるノート術。

ノート術と言えば、31万部の大ベストセラーとなった『情報は一冊のノートにまとめなさい』が記憶に新しいですが、あれはどちらかというと日々の学びや収集した情報の整理術。

※参考:『情報は一冊のノートにまとめなさい』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491768/

その点本日の一冊は、ビジネスに欠かせない「計画」から「アクション」までを組み込んだ、まさにビジネスパーソンのためのノート術に仕上がっています。

著者のやり方は、仕事を「メモノート」「母艦ノート」「スケジュールノート」の3冊で管理するというやり方。

なかでも感激したのは、外出中や待ち時間でも、クリエイティブなアイデアが浮かんでくる仕組み、会議を実りあるものにするノート術、メモをそのまま貼って母艦ノートを作るという合理的なやり方。

土井は、いつもメモの断片が机に散らばっているので、これは参考になりました。

自分のスケジュールを複数の人に管理してもらう場合、スケジュールノートはおすすめできませんが、アイデアを効率的に生み出すための仕組みとしては、ぜひおすすめしたい内容です。

まだ予約段階ですが、ぜひチェックして買ってみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

新しいビジネススキルを次々と学んでいくことも大切ですが、もっと大切なのは、それらを「記録」し、ちゃんと自分のものにすること

同時に仕事をこなすには、目の前の仕事に集中する必要があります。そのためには、タスクを記憶しておくのではなく、書き出して忘れることです

私はノートを以下のように三冊使っています
1.メモノート
2.母艦ノート
3.スケジュールノート
この三冊に付箋を組み合わせて活用するのが、私のスタイル

1.メモノートの使い方
・あとで活用するためには、ちぎれるタイプのメモノートがお勧め
・コクヨS&Tから出ている「デミクーパー」というメモノート
・確認が取れた場合、ページをちぎって後述する「母艦ノート」に
・外出時のメモノートには、乗る予定の電車や飛行機などの情報も、
あらかじめ書いておくか、縮小コピーして貼っておきます
2.母艦ノートの使い方
・アウトプットすることを全体に記録しておくと効率がいい
・コクヨS&Tの「キャンパスノート」
・一コンテンツで一ページか、見開きの二ページで収める
・情報を時系列にどんどん記入して一元化
・ノートには記入した日付を書き入れておきます
・追記した内容を色の違うペンや種類の違うペンで記入
・経験を引き出すための鍵としては、「実物」がもっとも効果が高い
・表紙の裏などに小物を収納できるポケットを作ります
・「予想」「実行」「結果」はペンで色分け
・(会議のノートの場合)まずはノートのページの端に、・販促プ
ラン・発売日・担当者とノルマ などと、「何を決めるか」を箇条書き
3.スケジュールノートの使い方
・あえて予定をマンスリーのページに記入
・「いつ・何が・どこで」だけ書いておけば、スケジュールは明確
・打ち合わせ時には、必ずその場で、締め切りや次のアポイントを設定
・あらかじめ何でもできる空白の時間帯を予定に組み込んでおく
・確定しない定例会議は、月間スケジュールのページの欄外に

◆自己投資のためのノート術
・仕事ノートと勉強ノートを同じノートにする
・読書ノートは「アクションプラン」

セミナーは人脈の釣り堀

————————————————
『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』ナナ・コーポレート・コミュニケーション 美崎栄一郎・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491938
————————————————

◆目次◆
はじめに
第1章 ノートは仕事でどう使うのか?
第2章 仕事ノートの選び方・使い方
第3章 ノートを使った仕事術
第4章 ノートを使った時間管理術
第5章 自己投資のためのノート術
第6章 デジタルを使ったノート術
第7章 仕事ノートに使うお勧め文房具
あとがき

この書評に関連度が高い書評

同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)

NEWS

RSS

お知らせはまだありません。

過去のアーカイブ

カレンダー