【男性必読。女子の取扱説明書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4801400027
「女性の社会進出」などという言葉が古くさく聞こえるくらい、女性が働くことが当たり前になりました。
多くの職場で女性が活躍する一方、男性社会に溶け込めずに悩む女性、反対に女性のカルチャーがわからずに苦しむ男性がいます。
これからの時代、女性に気持よく働いてもらうためにも、上司が「女子」をよく知り、マネジメントすることが必要不可欠。
そこで読んでおきたいのが、話題のベストセラー『整理整頓 女子の人間関係』です。
慶応義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法專門クリニックの院長を務める精神科医の水島広子さんが、「めんどくさい」女子の人間関係を、理論で読み解くコツを指南しています。
・自分より恵まれた女性に嫉妬し、その足を引っ張ろうとする
・男性の前で「かわいい女」「頼りない女」を演じる
・感情的に「敵」「味方」を決める
・陰口やうわさ話が大好き
こんな女子の本質を、著者はズバリ一言で言い表しています。
<実は、「女」が持つ特徴の多くが、虐待やいじめなどにより他人から傷つけられてきた人たちに見られる特徴と共通している>
そして、<「女」とは、癒やされていない心>と言い切り、どうすれば「女」とうまく付き合えるのか、どうすれば自分の「女度」を下げて上手な人間関係を築けるのか、ヒントを示しています。
精神科医に学ぶ人間関係のヒント、さっそくそのエッセンスを見て行きましょう。
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いつも自分を否定されて育ってきた人は、自分の意見と違う意見を持っている人を見ると「自分が否定された」と感じがち
人から虐待的な扱いを受けてきた人は、人を見たときにまず「自分の敵か味方か」を区別したがる傾向にあります
他人から傷つけられてきた人は、「自分の領域」と「他人の領域」の区別がつきにくいという特徴もあります。自分を守るために、いつも相手の顔色を読みながら生きてきたような人も多いため、「察
する」ことが当然のことになってしまい、「伝えなければわからない」ということを知らないのです
「選ばれる」ということを中心に世界が回っているので、「選ばれなかった人たち」(現実に可能性がなかった人たちも含めて)は、「なぜあんな女性が選ばれたのか」というところに衝撃を受けてし
まうのです
女性であるが故に何かを我慢した人は、その被害者意識から、我慢していない女性を「許せない」と感じることも少なくありません
一般に、男性は「どれほど努力を認めてもらえたか」で相手からの愛を判断しようとしますが、女性は「どれほど自分という存在を気にかけてもらえたか」で愛を判断する傾向にあります。ですから、「言わなくても察してもらえる」ことは女性にとってとても重要なことなのです
◆「女」とうまくつきあっていくためのポイント
1.「女」をバカにしたり見下したりしない
2.自分自身が「女」にならないこと
まずは自分から、「誰が選ばれるか」というサバイバル・ゲームを降りてしまう勇気を持ちましょう。もちろんこれは魅力的な女性であることをやめるという意味ではありません。物事の判断の軸を、
「どうすれば好かれるか」から「自分はどうしたいか」に変える、ということです
実は、自分が「女」にならず、「女」からも嫌われない上手な生き方があります。それは、「ちょっと変わった人になる」ということ
「自分は自分、相手は相手」と線を引くことは、健康な人間関係の基本
自分の秘密を話すときの基準は「どれほど心配してくれているか」ではなく「どれほど口が堅い人か」にすべきです。「口の堅さ」は、案外安定した資質です
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男性でも、女度が高く、嫉妬などで苦しむ人がいると思いますが、そんな人にでも役に立つ内容です。
オビに、<対人関係のイライラは、医学的に見れば99%解消できる>とありましたが、まさにその通りの内容と感じました。
「女度」の高い女子と付き合う人、マネジメントする必要性がある人は、必読の一冊です。
これはぜひ、読んでみてください。
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『整理整頓 女子の人間関係』水島広子・著 サンクチュアリ出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4801400027
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◆目次◆
CHAPTER1 なぜ「女の敵は女」なのだろう
CHAPTER2 比べたがる「女」との関わり方
CHAPTER3 「敵」「味方」を作りたがる「女」との関わり方
CHAPTER4 ママ友、社宅…「社会的な仕事」としての「女」との関わり方
CHAPTER5 「形ばかりのつながり」を求める「女」との関わり方
CHAPTER6 「自分は自分、他人は他人」ができない「女」との関わり方
CHAPTER7 演じる「女」とのつき合い方
CHAPTER8 恋愛すると変わってしまう「女」とのつき合い方
CHAPTER9 自分の中の「女」を優しく癒してあげよう
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