【人生を豊かにする「ゆる友活」とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4420311053
本日ご紹介する一冊は、エッセイスト、イベントプロデューサーの潮凪洋介さんが、仕事以外のゆるいつながり=「ゆる友活」をすすめる自己啓発書。
著者は、新卒会社員の頃に、社会人のサードプレイスクラブ「CHL」を立ち上げ、400回以上のサードプレイスイベントを開催してきた人物。
2014年から2019年までは東京・芝浦でサードプレイスイベントを281週連続開催し、口コミだけでのべ8000人を集めたそうです。
本書は、そんな著者が大人になってからの「ちょうどいいつながり」の作り方を書いた、人生指南書。
仕事以外の人間関係を築くためのヒントが計41書かれており、豊かな生き方のヒントになること、請け合いです。
仕事を辞めた瞬間、人間関係が断たれてしまうサラリーマンが大勢いますが、それだと人生後半が虚しい。
できれば30代くらいから、こういう作法を知っておいて、自分なりのサードプレイス(第3の場所)を持っておきたいものですね。
本書によると、大人になってからの友だちと、若い頃の友だちは、根本的に違う。
若い頃は「面白い」「頭がいい」「モテる」「有名である」「自分もあの人みたいになりたい」などの理由でつながるものですが、大人になると、「心理的安全性」の方が優先されるというのです。(なんかわかりますね)
人を不快にしない。そのための注意点やコツが書かれており、気をつけようと心から思いました。
特に82ページの「こんな癖は嫌われる」の部分は読んでおくといいと思います。
■人を不快にさせる無意識の癖
・話が長い
・相手と目を合わせない
・スマホばかり見る
・店員に横柄な態度をとる
・相手を指さす
・貧乏ゆすりをする
・独り言やため息が多い
・食事中にくちゃくちゃと音を立てる
土井も独り言が多いので、気をつけようと思います(笑)。
さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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■友だちがいるメリット
(1)サードプレイス(家でも会社でもない第三の場所)
(2)救命胴衣
(3)羅針盤
100%わかり合おうとするからこそ、お互いにマイナス面が気になり、ストレスになります
大人の友だち関係において重要なのは、「一緒にいると素の自分でいられて、心が安らぐか?」「相手と話すと自分を肯定してくれて、前向きになれるか?」ということ
■考え方がネガティブな人の特徴
・頻繁にイライラ、クヨクヨしている
・人の悪口が目立つ
・笑わない、楽しもうとしない
・偏屈、卑屈
・嫉妬心が強い
自分がどうなりたいかを考えると、出会いたい人が見えてくる
自分らしくいられる場所を持つ
「昔取った杵柄」をもう一度磨いてみると、それが一生の趣味になることがあります
自分がどんな人間かを知ってもらうために意外性のフラグ(目印)を立てるといい
昔の友だちに連絡をとってみる
相手のやっていることに便乗する
■人を不快にさせる無意識の癖
・話が長い
・相手と目を合わせない
・スマホばかり見る
・店員に横柄な態度をとる
・相手を指さす
・貧乏ゆすりをする
・独り言やため息が多い
・食事中にくちゃくちゃと音を立てる
断定的に主張しない
マウントをとらない
■話のネタ
・近況報告
・地元の話
・健康の話
・好きな食べ物の話
・最近ハマっている番組の話
“ゆるい約束”をする
行きつけの店を持つ
店や地域のイベントに参加する
異性の友だちに対して「ただの友だち」と線引きするためには、敬語で話し続けることがおすすめ
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土井のように、人生後半になったら地方移住したい、という方もいらっしゃると思いますが、こういう人間関係の作り方、本当に大事だと思います。
都市においても、引退したら、こういうことができないと嫌われるでしょうね。
人生後半を豊かにするために、ぜひ、読んでみてください。
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『大人のゆる友活 ちょうどいいつながりが人生を豊かにする』
潮凪洋介・著 集英社
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4420311053
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◆目次◆
はじめに
第1章 大人のゆる友活とは何か?
第2章 いつもの行動を変える
第3章 自分の言葉を振り返る
第4章 新しい環境に飛び込む
第5章 お互いにちょうどよくつながる
おわりに
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