2024年9月17日

『美しく「バズる」技術』青木創士・著 vol.6563

【集客のための「バズる」技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827213992

本日ご紹介する一冊は、芸能人ではなく、極めて普通の人々をYouTubeやインスタでバズらせ、成功に導いてきたプロデューサーが、SNSマーケティングの要諦を指南した一冊。

200ページ足らずの薄い本ですが、確かに評判通り、バズるための大事なポイントが書かれています。

著者がプロデュースしたのは、なおこ先生@歯医者、みかこ@美尻美脚、まゆみ|10歳若く見られたい、勝友美VICTORY CHANNELなど。

40万人超の勝友美 VICTORY CHANNELは、著者が本人と一から立ち上げたようです。

直近のデータを調べたところ、本の発売当時8.65万人だったなおこ先生@歯医者は現在12.1万人、みかこ@美尻美脚は19.1万人、まゆみ|10歳若く見られたいは12.5万人、勝友美VICTORY CHANNELは47.5万人で、みかこ@美尻美脚以外、すべての方の登録者数が増えていました。

本書の優れたところは、集客の目的ごとにどのSNSが相応しいか示していること。

読んでみて、なるほどインスタグラムが書籍に向いていない理由がよくわかりました。

ユーザーのリテラシーランキング
1位 Twitter
2位 YouTube
3位 YouTube Shorts & TikTok
4位 Instagram

それぞれのプラットフォームの視聴者層の違い、アルゴリズム、どうやって攻略するか、どう商品販売に結びつけるかなどが丁寧に書かれており、まさに集客目的の方が知りたいことにフォーカスした内容です。

変更されるのが前提ではありますが、それぞれのプラットフォームが何を重視しているのか、それに対してどうコンテンツを作ればいいのかが書かれており、コンテンツ制作の重要なヒントとなること間違いなしです。

若干抽象的な部分もありますが、自分の頭で考えて工夫すれば、きっと数字が伴ってくるはず。

YouTube、インスタグラム、TikTokなどの動画コンテンツが中心のため、写真があるとなお良かったですが、これだけでも十分なヒントになると思います。

さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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一般人が有名になることだけを考えるのであれば、自分が理想とする競合アカウントのバズっているコンテンツをピックアップし、演者・台本・構成・動画編集・BGMを全て同じにした動画を作るだけで簡単にバズります

発信内容が全く同じであれば、強い権威性を持っている方の話を聞きます。容姿が良い方の話を聞きます。声質が良い方の話を聞きます。編集が見やすい方を見ます。説明がわかりやすい方を見ます。面白い方を見ます

結論から言うと、YouTube・YouTube Shorts・TikTokのいずれかからチャレンジするのが正解です。なぜこの3つが正解かというと、フォロワー0でもAIがバズらせてくれるプラットフォームだからです。ただし、「どうしても動画が無理!」という場合は、Instagramが候補に挙がります

Twitterは人がバズらせるのです

YouTubeというプラットフォームは、「おすすめ」によって成り立っています。ほとんどの視聴者が検索からではなく、おすすめされた動画の中から面白そうなものを再生しているのです。実際に、再生の8~9割はおすすめからの再生です。つまり、YouTubeのAIに「よくおすすめされる動画」になれば、必然的に再生数は伸びるのです

YouTubeコンテンツの基本評価軸4つ
・平均視聴クリック率
・平均視聴時間
・視聴後のリアクション
 (いいね、コメント、シェア、保存)
・「おかわり」の割合

競合がやっていない、他の似た魚に人気の新たな企画を試すこと

再生前に見るかどうかを決めるYouTubeの場合は、サムネイルとタイトルが最も重要になります。一方で、YouTubeShortsの場合は動画が再生されはじめてから見るかどうかを判断するわけですから、動画の最初の2秒~7秒に最も力を注ぐ必要があります

インパクトを生み出す動画6パターン
・日常で見ない珍しい映像
・可愛い映像
・かっこいい映像
・反社会的な映像
・圧倒的な大きなメリット
・見ないと損をするデメリット

YouTube Shortsは一定量投稿した後に1ヶ月遅れてバズりはじめる

TikTokがYouTube Shortsにコンテンツを転載されずTikTokだけのオリジナルコンテンツを増やす最良の方法は、。1分超え~2分ほどの動画を優遇するという施作だった

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バズって当然の芸能人ではなく、一般人を有名にしたり、バズらせたりした手法なので、ビジネスパーソン、専門家にとってドンピシャの内容です。

SNSマーケティングを真剣に考えている経営者、個人の方は、ぜひ、読んでみてください。

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『美しく「バズる」技術』青木創士・著 ぱる出版

<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827213992

<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0CCPG2MNP

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◆目次◆

まえがき
第1章 美しく「バズる」=目的を達成するWEBマーケティング
第2章 WEBマーケティングにおける認知の作り方 ~YouTube篇~
第3章 WEBマーケティングにおける認知の作り方 ~YouTube Shorts・TikTok篇~
第4章 WEBマーケティングにおける認知の作り方 ~Instagram篇~
第5章 視聴者を「ファン」に変え商品を販売していく
第6章 ビジネスを拡大してWEBマーケティング時代を生き残る
あとがき

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