【人間関係力のキモ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569855946
昔から知り合いを作るのは得意な方ですが、最近、それなりの年齢・立場になり、スタンスを変えないといけないなと感じています。
要するに、ビジネスで上を目指すためのコミュニケーションと、横のつながりを作るフラットなコミュニケーションは、明らかに違うということ。
コミュニティやチームで仕事をする昨今は、フラットな人間関係の重要性が増しており、ここはぜひ押さえておきたいところです。
本日ご紹介する一冊は、このフラットな人間関係構築の極意を、『一緒にいると楽しい人、疲れる人』『感情の整理ができる人は、うまくいく』などのベストセラーで知られる著者、有川真由美さんがまとめた一冊。
『一緒にいると楽しい人、疲れる人』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569838162
『感情の整理ができる人は、うまくいく』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569800610
職場や地域、コミュニティで人と会った時、どうコミュニケーションすればいいのか、話が苦手な人でもできる、ちょっとしたコツをまとめています。
・とりあえず、顔を上げる
・「あいさつ」にひと言添えるだけでいい
・「共通すること」をすぐに見つけて、話題にする
ほとんどの見出しが取るべき「アクション」になっていて、見出しをパラパラめくるだけでも「顔見知り」を作るヒントになります。
知らないことは、「教えて!」。
詳しいことは、「私も好きなんですよ」。
年上には、「聞きたがり」。
年下には、「ほめたがり」。
これを知るだけでも、人間関係がグッと良くなると思いました。
さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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「声をかけられる人」に共通する特徴のひとつは、顔を上げていること
「おはようございます」だけで終わるのと、それにひと言添えるのとでは、印象がまったく異なります。ひと言あるだけで、「お近づきになりたいです」という気持ちが伝わり、“あいさつ”が、自然な“雑談”になるのです
質問されたら、「YES(NO)+α」で答える
知らないことは、自然体で「教えて!」と学びの姿勢、自分も詳しいときは「じつは私も好きなんですよ」と共感や協力の姿勢になったほうが、肩の力を抜いて話ができるはずです
名前をさりげなく会話のなかに差し込む
「小さな喜び」「小さな苦労」に共感する
「答えやすい質問」は自分も相手もラクになる
「もしかして~」は有能な会話の入り口
“小さな頼みごと”をして、お礼を言う
もっとも効果的な練習となるのは、お店の人に話しかけることです。なぜなら、お店の人たちは、お客に対しては快く応じてくれるもの。とくに、接客業の人は、もともと人当たりがよく、話し好きが多い。年齢が離れていても、プライベートではまったくつき合うことのないタイプでも、話せるチャンスなのです。話しかけるコツは、「プロフェッショナルならではの答えやすい質問」をすること
年上には“聞きたがり”、年下には“ほめたがり”になる
人づき合いは、「自分に得があるか」より「相手になにができるか」を考える人が得する仕組み
「SNS」だからこそ、つき合う相手を厳選する
“助けてもらい上手”の3つの条件
1 先になにかしら相手を喜ばせている
2 どこか欠けているところがある
3 喜びと感謝を3割増しで示す
人と会うたびに「言うべきお礼はないか」と考える
相手の欠点に慣れると、つながりが深まる
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有川さんの本には、これまでもたくさん勉強させていただきましたが、今回が一番今の自分に刺さる内容でした。
これまでは年配の方に“聞きたがり”で上手く行きましたが、これからは、若い人に“ほめたがり”で行かないといけませんね。
大変勉強になりました。
みなさんもぜひ、読んでみてください。
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『どこへ行っても「顔見知り」ができる人、できない人』有川真由美・著 PHP研究所
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◆目次◆
第1章 どこへ行っても「顔見知り」ができる人の共通点
第2章 内気な人でも大丈夫。「話しかける」コツ
第3章 「なぜか顔見知りができない」をなくすちょっとしたヒケツ
第4章 気軽に話せる関係をつくる人のちょっとしたマナー
第5章 “助けてもらい上手”になる方法
第6章 どこへ行っても、気楽なつながりをつくれる人
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