【朝活の第一人者による最新作】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479932912X
本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』の著者であり、10年以上続くロングセラー『朝活手帳』のプロデューサー、池田千恵さんによる、時間術の新提案。
※参考:『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838719930
※参考:『朝活手帳 2023』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799328670
「要は自分だけの時間を持てという話でしょ?」と言われるとそうなのですが、本書を使ってやりたいことややらなければならないこと、使える時間を細かく分析していくと、思わぬことに気づきます。
時間を「見える化」し(Show)、
時間を「編集」し(Edit)、
時間を「楽しむ」(Enjoy)、
という3ステップや、やりたいことをHave toとWantに分け、さらにそれをポジティブな変化量が大きいか小さいかで分類して4象限を作るというやり方は、本当に自分が注力することを見極める助けになると思います。
やりたいことでかつポジティブな変化量が大きいものを最優先し、ポジティブな変化量が小さくてHave toなものを外注する、という考えは、とても明快で、経営でも使える考え方だと思いました。
さらに本書では、ME TIMEを人と関わりの少ない順に「朝」→「夜」→「昼」と分けてノウハウを提示しており、こちらも参考になると思います。
もうすぐ年末。来年こそは周囲に振り回されず、自分の最重要事項に集中したい!という方に、おすすめの一冊です。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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相手を優先させる限り、時間は永遠に足りないまま
最初に、自分のための豊かな時間「ME TIME」を確保しておき、残った時間を相手のために使う
自分のホンネの「これがしたい!」がわかっていれば、時間ができたときに、すぐに取り掛かることができるので、時間を持て余すことはない
ステップ1:Show 時間を「見える化」する
ステップ2:Edit 時間を編集する
ステップ3:Enjoy 時間を楽しむ
1.ノートの左に「やりたいこと」を、仕事、プライベート問わずに書き出す
2.やりたいことの右側「なんで?」になぜやりたいか、その理由を書き出す
3.理由がポジティブ寄りならWant、ネガティブ寄りならHave to
不安なまま取り組むのではなく、その目標を達成した後、どんな状態になっているかをイメージすると、Wantを見つけやすくなります
【優先度1】Want寄り&ポジティブな変化量大
【優先度2】Have to寄り&ポジティブな変化量大
【優先度3】Want寄り&ポジティブな変化量小
【優先度4】Have to寄り&ポジティブな変化量小
脳内キャパを空けるには「全出しからの選び取り」
「嬉しい! 楽しい! 気持ちいい!」を朝一番に用意すること
好きを100個書いて、ME TIMEにやってみよう
第2、第3のプランがあるとへこまない
「好きを100個」から夜向けのことをピックアップ
日中、自分が最も集中できる時間帯を狙い撃ちして、先回りして自分だけの時間としてブロックしていきましょう。相手にミーティングのアポを取るのと同じように、自分にアポを取り、しっかりME TIMEを先に入れていきます
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本書を読むと、なぜやりたいことをやるだけでは人生が変わらないか、理屈が納得できると思います。
やはり人生には「Have to」かつ「ポジティブな変化量大」なことも必要なのですよね。
さすが、不本意な受験、就職をしたにも関わらず、朝時間の活用で人生を逆転し、有名コンサルティング会社勤務、ベストセラー作家の夢まで叶えた著者のノウハウ。説得力があります。
タイムマネジメントで悩むすべての人に、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。
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『Me Time 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』池田千恵・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479932912X
<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0BHYWHQMV
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◆目次◆
はじめに 忙しすぎるあなたを助ける究極の時間術
序章 自分だけの時間を取り戻そう
第1章 ME TIMEを楽しむための基本的な心構え
第2章 朝のME TIMEのつくり方
第3章 夜のME TIMEのつくり方
第4章 昼のME TIMEのつくり方
第5章 手帳を使ったME TIMEのつくり方
おわりに
付録 ME TIMEクレド
参考文献
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