【人気ブロガーによる世界的ベストセラー】
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本日ご紹介する一冊は、アメリカの人気ブロガーで、全米100万部の書籍を出した著者、ニール・パスリチャ氏による人生ハック本。
米アマゾンでの評価数が350超、☆の数が平均4.6という高評価の本で、スーザン・ケイン、ミッチ・アルボム、ダニエル・ピンク、アダム・グラント、ショーン・エイカー、デイヴィッド・チーズライト(ウォルマート・インターナショナル元社長兼CEO)、セス・ゴーディンといった錚々たる面々が推薦の辞を寄せています。
本書で述べられる「9ルール」とは、目次にもなっている以下の9つのことです。
ルール1 常に「続き」を考える
ルール2 失敗と自分を切り離す
ルール3 「今」だけを見ない
ルール4 視点を変えて「恥」を手放す
ルール5 時間と経験に投資する
ルール6 悩みと後悔は心の外に出す
ルール7 小さな場所で自信をつける
ルール8 ノイズゼロの日をつくる
ルール9 不要なこだわりを捨て、前に進む
この9つのルールに先立って著者が語っているのは、レジリエンス(折れない心)を身につけることの必要性。
「人間万事塞翁が馬」という諺が生まれるきっかけとなった例の寓話の老人を取り上げて、著者はこう語っています。
<農夫は理解しているのだ。天にも昇るような喜びも、吐き気がするほどの挫折も、「自分が何者か」を決めるわけではない。それは、「今いる場所」を指しているにすぎないのだ>
著者は、本書を通じてわれわれに、前向きでエネルギッシュになれるモノの見方、考え方を提示しています。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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ピリオドとは、降参することなのだ。本当に、それでいいのだろうか? 僕らが心の中に燃やし続けなくてはならないのは、「句読点を変える」という静かな勇気だけだ。「レジリエンスとは、ピリオドの向こう側にある自由意志に目を向けること」。それを、決して忘れてはいけない。ピリオドの先が見たい、という願望を抱き続ける必要があるのだ
すべての選択肢に×をつけないでおく
ストーリーを紡ぎ続ければ、力が生まれる
「今のところはね」で未来が広がる
悪いのは自分じゃなくて環境かも
スポットライト効果:自分が実際よりもはるかに注目され、注視され、観察され、何より「裁かれている」と感じること
今起きていることは一つのステップだと考える
僕らは「進化」を、過去を「破壊して取って代わる」ものだと思いがちだが、実は「超越して含む」ことなのだ
選択するのはあくまでも自分だ。自分に選択権があるのだから、自分に別のストーリーを語る、という選択もできる
ツイてないことが重なる日は、一つひとつをバラして考えよう
近道するより、場数を増やそう
自分の能力を上回る挑戦をする人にはセンスがある
経験値を爆発的に増やす3つの方法
1.(知り合いがいない)パーティーに参加しよう
2.失敗の予算を持とう
3.黒星を数えよう
目についた一番大きな池で、泳ぎ始めてはいけない。一番小さな池から始めよう。ビーチにいる、目立つ相手を追いかけてはいけない。図書室にいる素敵な子を見つけよう。破綻した会社を見つけよう。皆が行きたいと思っていない場所を見つけること。そこから始めるのだ
「最高の選択」は存在しない
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著者自身の話と、両親の話、たとえ話を中心に文章が進められますが、文章が軽快でたとえ話がじつに上手い。
人気が出るのも頷けますね。
機会があれば、原文でも読んでみたいと思いました。
前に進む力が欲しい、すべての人におすすめの自己啓発書です。
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『9ルール 自分を変える「黄金の法則」』ニール・パスリチャ・著 長澤あかね・訳 大和書房
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◆目次◆
はじめに:現代を生きる僕らに必要なのは「折れない心」だ
ルール1 常に「続き」を考える
ルール2 失敗と自分を切り離す
ルール3 「今」だけを見ない
ルール4 視点を変えて「恥」を手放す
ルール5 時間と経験に投資する
ルール6 悩みと後悔は心の外に出す
ルール7 小さな場所で自信をつける
ルール8 ノイズゼロの日をつくる
ルール9 不要なこだわりを捨て、前に進む
参考文献
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