【人生を再生するヒント】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479772391
本日ご紹介する一冊は、心理コンサルタントであり、ベストセラー『シンクロちゃん』の著者、佐藤由美子さんによる待望の新刊。
※参考:『シンクロちゃん』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486680033X
サブタイトルに、「1冊のノートで未来を変えた2人の物語」とあるように、今回は、人生の「再生」がテーマの物語。
タコは再生の象徴ということで(何度足を切られても生えてくる)、タコが表紙になっています。
物語に登場するのは、失敗を隠す癖があり、あろうことか中学教師なのに中学生の娘が不登校になってしまったという百合子と、イラストレーターになろうと上京したが、現在、派遣社員として工場で働く独身の35歳女性、さくら。
2人は、1冊のノートのたった1つの言葉がきっかけで人生を再生し、未来を変えていきます。
そう言えば、昨日ご紹介したマシュー・サイドの『才能の科学』にも、たった1つの言葉がきっかけで開眼した天才たちの例がたくさん載っていました。
※参考:『才能の科学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309300227
案外、人生ってそういうものかもしれませんね。
<「不運が連続するとき」は新しい変化の予兆>
<「できないこと」を認めれば、道は開ける>
<「自分を認める」と人間関係は変わる>
ストーリーを追っていくと、シンプルな言葉が気づきを与えてくれる。
最終的には、未来から応援される自分になることができるでしょう。
前作もそうでしたが、とにかく明るく、前向きなのが、著者の作品の良いところ。
人生を好転させたい人は、ぜひ読むことをおすすめします。
本文のなかから、さっそく気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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「不運が連続するとき」は新しい変化の予兆
「モヤモヤ」を書き出すと気持ちが整理される
「問題」と「解決策」はセットでやってくる
「できないこと」を認めると、相手が心を開く
「完璧でない自分」を受け入れる人は成長する
できない自分を隠すから、そもそも「できるようになる努力」をしなかった。ごまかすことばかり考えていた。だから、自信をいつまでも手に入れられないままだった
結果を出すことよりも、コツコツと努力しているプロセスを認めることが大事
自分を認めると「相手の気持ち」を理解できる
自分を認める→心にゆとりができる→相手のことを理解する余裕が生まれる
後悔していることに「未来の種」が隠されている
ずっと引っかかっていたことは、実は「あきらめるな」という過去からの応援
逃げるのをやめたら、人生はやりなおせる
「自分を粗末に扱う人」は物事がうまくいかない
過去を否定していると、自信は持てない
周りから評価されることは確かに素晴らしいことだと思う。でも、それ以上に、自分が自分を誇らしいと思えることのほうがよっぽどの宝だ
他者と調和すると、自分の限界を超えられる
自分との約束を守ると、未来から応援される
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主人公2人の物語を読んでいるうちに、自分を苦しめていたものや、未来に向かって行動できない理由が見えてくると思います。
どうすれば自分に素直になれるか。短い人生で納得の生き方を実現できるか。
ぜひ、読んでいただきたい一冊です。
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『未来ノート』佐藤由美子・著 大和書房
<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆
第1章 「隠している気持ち」を認めれば、ラクになる
第2章 「できないこと」を認めれば、道は開ける
第3章 「自分を認める」と人間関係は変わる
第4章 未来を変える「過去からの招待状」
第5章 逃げるのをやめたら、人生はやりなおせる
第6章 全力でやり切らないと見えない風景
第7章 他者と調和すると、自分の限界を超えられる
第8章 「自分を苦しめていたもの」は宝物に変わる
第9章 正解は、自分の歩いてきた道が教えてくれる
第10章 自分との約束を守ると、未来から応援される
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