【これは必読。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478111480
本日ご紹介する一冊は、『影響力の武器』のロバート・チャルディーニ、『GRIT やり抜く力』のアンジェラ・ダックワース、『GIVE&TAKE』のアダム・グラントが絶賛する、注目の習慣本。
※参考:『影響力の武器』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414304229
※参考:『GRIT やり抜く力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478064806
※参考:『GIVE&TAKE』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957463
習慣科学の権威、ウェンディ・ウッド氏が、これまでに行われてきた習慣研究の成果をまとめ、習慣のメカニズムと、本当に習慣づくりに「効く」メソッドを紹介しています。
何かを実践するのに、「意志」の力を酷使するのは得策でないと、既に多くの人が学んでいると思いますが、であれば、何を用いて新たな習慣を確立するのか。
勉強であれ、運動であれ、ダイエットであれ、すべての行動に当てはまる習慣化の知恵がまとめられています。
「状況」が生む影響や「繰り返し」のパワー、脳が喜ぶ報酬の原理、一貫性の法則がわかれば、どんな人でも成功の第一歩を歩むことができる。
自らの習慣を変えたい人はもちろんですが、他者に良い習慣をつけさせたい教師、上司、親にも有用な一冊です。
習慣化においては、小さなことが重要ですが、本書にはその理由も、小さな障害を取り除くコツもバッチリ書かれています。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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フルタイムで働いている人は、そうでない人に比べて生活の規則正しさの面でわずかに上回り、習慣で行う行動の割合が多かった
2人以上で暮らしている人、それも子どもがいる人はとくに、習慣の数がわずかに少なかった。どうやら他者がいると、人は行動に融通を利かせるらしい
引っ越しをすると、繰り返し行っていた投票という習慣が破壊されてしまう
自動車事故の半数以上が、ドライバーの自宅から8キロ圏内で起きている
人は同じカテゴリーに分類できるものを素早く理解し、しっかりと記憶にとどめる
最初は目標と報酬が必要
習慣が確立すると、あなたを取り巻く世界(あなたが置かれている状況)は、その行動をとらせる合図に変わる
状況によって人の行動は変わる
実証されたのは結局、「自己管理に長けた人」は、そうでない人に比べて習慣として自動的に行うタスクを実行に移すのが得意ということだった。単純にタスクを自動化することに秀でているのだ
喫煙時の舞台装置を破壊すれば、喫煙行為も破壊される
実験に参加した人たちは、リンゴが手の届くところにあるときは、約50キロカロリーしか摂取しなかったのに対し、ポップコーンの入ったボウルが手の届くところにあると、その約3倍のカロリーを摂取した
ジムから3.7マイル(約6キロ)と中程度の距離に住む人は、月に5回以上ジムを訪れた。だが、ジムから5.1マイル(約8キロ)前後の距離に住む人は、月に1回しかジムに行かなかった
多様性は、習慣が人を行動に向かわせる力を弱体化させる
合図の形成は習慣形成の近道
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これまで、メルマガを18年、ダイエットを6年続けていますが、その土井から見ても、大納得の内容でした。
習慣本は数多く出されていますが、理論的な部分はこれ一冊あれば、バッチリ押さえられますね。
ぜひ、読んでみてください。
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『やり抜く自分に変わる超習慣力』ウェンディ・ウッド・著
花塚恵・訳 ダイヤモンド社
<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆
訳者まえがき
Part1 習慣とはなにか
第1章 習慣と意志の力
第2章 無意識の習慣に目を向ける
第3章 習慣の本質
第4章 習慣に知識は必要か
第5章 習慣と自制心
Part2 習慣を形成する3つの要素
第6章 「状況」をつくる
第7章 「繰り返し」の絶大な力
第8章 脳が喜ぶ「報酬」を与える
第9章 最後の決め手は「一貫性」
第10章 習慣で日々の生活をコントロールする
Part3 習慣がもたらす大きなチャンス
第11章 習慣が壊れたときこそチャンス
第12章 習慣が持つ特別な耐性
第13章 習慣で幸せになろう
第14章 望む習慣が身につく社会
実践 頻繁にスマートフォンを見ないようにするには
おわりに
謝辞
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