【本田健さんの新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479320008
本日ご紹介する一冊は、『ユダヤ人大富豪の教え』、『20代にしておきたい17のこと』シリーズなど、大ベストセラーを連発する著者、本田健さんの最新作。
※参考:『ユダヤ人大富豪の教え』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479300082
※参考:『20代にしておきたい17のこと』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479302832
もともと、Voicyで毎朝配信していたコンテンツをもとに、加筆したもので、お金や人間関係の精神的な面について言及しています。
お金をエネルギーとして見た場合のとらえ方は斬新で、人によってはお金に対する考え方が変わるかもしれません。
ハッピーマネーを次の人に回していく、という考え方は、社会が循環するので、とてもいいですね。
ほかにも、パートナーシップ、才能を発見する方法、運を味方につける方法などを解説しており、これらのトピックで悩んでいる方には、ヒントとなる一冊です。
若い読者であれば、もうちょっと実践面を書いた本が欲しいかもしれませんが、40代を過ぎて、今までに得てきたものを活かしつつ、新たな人生を歩もうと思っている人には刺さる内容かもしれません。
仕事の受け方、お金の使い方に関するアドバイス、自分の才能を多面的に見る方法などは、個人的にも参考になりました。
お金だけでは得られない豊かについての言及もあり、幸福になるためのエッセンスが詰まった一冊です。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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お金を別の視点から見ると、「お金とは、エネルギーである」ことがわかります。あなたが会社勤めをしているとしたら、会社に対して自分の持つエネルギーを差し出し、お金のエネルギーを対価として受け取っていることになります
多くの人にとってのお金は、労働の対価として受け取るエネルギーです。与えるエネルギーが過剰で、受け取るエネルギーが少ないと、それがストレスとなり、嫉妬や無力感を感じたり、鬱などの病気になったりします
世の中には二種類の人間がいて、生産にエネルギーを注ぐ人と、消費にエネルギーを注ぐ人がいます(中略)「自分にとってお金とはいったいどういう存在なのか」を考える場合、「自分が何かを与えた証し」と答える人は、何かを生み出すことに興味があります。反対に、何かを買うためのもの、望む生活を送るためのものという人は、消費に興味があることがわかります
どれだけたくさんのお金を稼いだり、持っていたりしたとしても、対戦相手が他人であるかぎり、「まだ、足りない」という欠乏感は続くでしょう。お金の欠乏感を手放すためには、「他人と比べること」をやめて、「対戦相手を自分にする」と決めることがファーストステップです
ハッピーマネーを得るのに、大金を稼ぐ必要はありません。あなたが、楽しく受け取って、幸せに次に回すだけでいいのです
コストパフォーマンスを考えて、得するほうを選んだつもりでも、それでエネルギーレベルが下がってしまったら、結局お金というエネルギーもそのぶん離れてしまうことになる
あなたがよく相談することも、実は才能である可能性があります。ずっと気にしてきたということは、それだけエネルギーを向けてきたということでもあります
子ども時代に、親や先生からよく叱られたことにも、才能の種があります
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「1分間コーチング」と銘打っているだけあって、読むだけでメンタリング、コーチングされる文章です。
著者と対話しているような感覚で、自分のことを振り返る、よいきっかけになるのではないでしょうか。
ぜひ読んでみてください。
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『本田健の人生を変える1分間コーチング』
本田健・著 大和書房
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479320008
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B09RZSWWKB
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◆目次◆
第1章 お金に愛されるレッスン
第2章 人間関係をよくするレッスン
第3章 ベスト・パートナーになるレッスン
第4章 才能を見つけるレッスン
第5章 運を味方にするレッスン
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