【リモートワーク時代にピッタリの仕事術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4426127726
本日ご紹介する一冊は、インスタグラムでフォロワー数28万人を誇るayaさんが、その仕事術、時間術を紹介した一冊。
グッズ紹介や部屋での過ごし方など、女性向けのコンテンツがちらほらありますが、中身はシンプルかつ合理的な仕事術で、勉強になります。
在宅ワークを前提にした仕事術本で、いかに手早くランチをとるか、グッズやツールで時短を達成するかなど、これまでの仕事術本にはない切り口で攻めています。
・定時でリモートワークを切り上げるコツ
・本業と副業との切り替え
・時短につながるコミュニケーション術
・時短につながるキッチングッズ
など、合理的なところは合理的に、ときめくところはときめくように、仕事や生活を工夫する視点が書かれています。
置くだけでスマホが充電できるマウスパッドや、レンジでチンするだけでパスタが茹で上がるパスタゆで器などは、使っていなかったので、便利だと思いました。
著者のおすすめアプリや、覚えておきたいショートカットキー、Excel関数などが登場するのですが、最低限知っておくといい情報に絞り込んでいるあたりが、旅行マニュアルの『ことりっぷ』みたいでいいと思いました。
企業勤めをしながらインスタを更新し、副業でも成功している著者が、リモートワーク前提で書いた、新しい時代の仕事術本です。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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例えば「こちらのリストはAシート、Bシートのどちらに記載すべきでしょうか。Aシートの場合は7行目に追記、Bシートは黄色セルに記載という認識ですが、そうでなければ、併せてご教示いただけると幸いです」と具体的に相手に質問をして、何往復もメールをやりとりする時間を省くと、お互い時短になります
簡単に読めるメール、企業からの案内メールは休憩時間を活用
たくさんのTODOリストが文字で列挙されているだけよりも、マークや色分けなどの目視で判別できる目印がある方が取り組むべき業務が分かります。「午前中には★5つ分頑張ろう」と自身の“プチ目標”にもなっておすすめです
「商談におけるキーパーソンは誰か」「競合他社の動きはあるか」「発注の金額はどのくらいか」など、商談時に先方に聞きたいことは必ず事前にまとめておきます
例えば「他社製品と当社新製品との比較」という資料において、項目が、
1.パッケージなどの見た目
2.金額
3.販売実績
だけの場合、「その他の項目は検討したの?」と思われてしまい、読み手に納得感が与えられません。まずは、
1.ソフト面(無形の要素)
2.ハード面(形で視認できるもの)
に分けます。
1.ソフト面(1)コンセプト(2)販売形態(3)定価……
2.ハード面(1)外身(2)性能……
と、抜け漏れなく項目を列挙した上で、資料を作成しましょう
“リモートワークコーデ”を楽しむ
名刺交換をしたその日に「今後はどのようにご連絡しましょうか」と聞く
売れる価値のないものは捨てる
◆必ず結論から話す私の工夫
・なぜ声をかけたか、それが結論
・メールは結論を件名に記す
・会議時には最初と最後の発言を統一
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抜け漏れないTODOリストのつくり方、連絡を取る度に好印象になるコツ、仕事での上手いお願いの仕方など、いちいち勉強になります。
見た目は薄い本ですが、確実にリモートワークで使える一冊です。
ぜひ読んでみてください。
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『「夢を手に入れる」人がやっている時間術』aya・著 自由国民社
<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆
1章 サクサク仕事ができるようになる、私のルーティン
2章 プライベートでも便利に楽しく時短
3章 周りを巻き込んで仕事の早さとクオリティを上げるコツ
4章 仕事で使うパソコン・アプリ時短テクニック
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