2021年3月1日

『超一流の強運力』安田正・著 vol.5704

【大ベストセラー著者が、「運」を語る】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591166120

本日ご紹介する一冊は、89万部突破の大ベストセラー『超一流の雑談力』の著者、安田正さんが放つ、強運メソッド。

※参考:『超一流の雑談力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4905073154/

著者は、入社2年目の25歳の時に大阪支店長に就任、月収が100万円を超え,独立して研修会社を起こして成功、さらに書いた本がことごとくベストセラーになり、著作の累計が200万部を超えるという、まさに強運の持ち主です。

本書は、そんな著者が、強運になるためのメソッドをまとめた、興味深い一冊です。

キャリアにおいて強運になるためには、「強み」「チャレンジングプレイス」「夢」が大事と説いており、どちらかといえばロジカルな強運メソッドです。

いわゆる神頼み系の内容ではなく、どうすれば応援者が現れるか、どうすれば他者が思わずチャンスを与えたくなるか、著者の経験則を、整理して述べています。

著者の若かりし頃のエピソードや、著者の知人の成功者の事例が盛り込まれているので、20代、30代の方が読んだら良い刺激になるのではないでしょうか。

「強み」→「チャレンジングプレイス」→「夢」への流れをうまく作ることが強運であると説いた点は、仕事で成功した方ならみなさん、賛同されるのではないでしょうか。

さっそく、本文の中から、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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成功者は必ず自分の強みを最大限に活かしている人たち

「強み」の上に行動を積み重ねるから「夢」は叶うようになっています

次に、「強み」を活かす場所・活動・仕事を探すことです。これらの場を私は「チャレンジングプレイス」と呼んでいます

「強み」→「チャレンジングプレイス」→「夢」への流れをうまく作ることが強運である

松下幸之助さんは、「日本中の母親を家事から解放してあげたい……」、そんな思いからパナソニック(旧・松下電器産業)を興しました。これが強運になるための「夢」です。最初は身近な母親への思いでしたが、やがて日本中の母親への思いへと広がっていきました。そして、何十年もかけて壮大な夢を実現していったのです

あえて過去の不幸な体験に目を向けて洗い出し、それをスプリング(バネ)にし、「正」の方向に転換する

努力は習慣にすれば苦しみではなくなる

聞けない、受け入れられないという心理状態では、そこで強運がストップします

ある一つの「チャレンジングプレイス」(営業)で努力を続けていると、それが認められ、新たな「チャレンジングプレイス」(講師)に拡張していくことが必ずあります

プロセスに、ご機嫌に取り組めるかどうかで、その結果が出るまでのスピードや達成度が全く異なります

◆思わずチャンスを与えたくなる人
1.素直である
2.努力を惜しまない
3.礼儀正しい
4.社会の基本的なルールを身につけている
5.感謝する
6.まめなコミュニケーションをとる

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出版の仕事をしていると、時々、運って何だろうと考えることがあるのですが、本書の説明は、じつにしっくり来ました。

強みが明確で、それを活かす場があり、かつ夢に向かっている…。そんな若者を応援したくなるのは、人間の性だからです。

叶えたい夢がある方は、ぜひ、読んでみてください。

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『超一流の強運力』安田正・著 ポプラ社

<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆

第1章 「運」に対する大きな誤解があった!
第2章 「夢」を持つことで、強運への道が拓かれる
第3章 自分の「強み」と「チャレンジングプレイス」を発見する
第4章 「ご機嫌」が強運へのカギを握る
第5章 「善意の第三者」によって強運へと飛躍する

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