2020年12月7日

『Google式10Xリモート仕事術』 平塚知真子・著 vol.5653

【Googleはここまで使える。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478109206

本日ご紹介する一冊は、カリスママーケター神田昌典さん大絶賛のGoogle使いこなし本。

著者は、Google最高位パートナーで、数時間でITスキルを劇的に引き上げる指導に定評のある、イーディーエル株式会社の代表取締役、平塚知真子さんです。

Googleを知り尽くした著者が語る使いこなし本ということで、リモートワーク全盛の今、ぜひ読んでおきたい一冊。

タイトルには「10X」とありますが、それは成果10倍を実現するGoogle使い倒し術のことで、具体的には「マルチアプリ・マルチユース(複数のアプリを組み合わせて多人数で使う)」を指しています。

一部の人にしか知られていないGoogleの無料アプリ、約70を10個に厳選し、徹底紹介した内容で、確かに、「こんな使い方、あったのか」と驚く内容です。

本日の書評は、まさに本書で紹介されている仕事術を実践して書いていますが、確かに驚くほどラクでした。

これは癖になりそうです。

ビジネス上のやり取りは、ツール、アプリの立ち上げや他者との合意や共有、書類の行ったり来たりに相当手間がかかっていますが、このやり方なら、確かに大幅に時間を短縮できると思います。

さっそく、本文の中から気になった部分を赤ペンチェックして行きましょう。

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Chromeの画面上にある、通常URLが表示されている「アドレスバー」に直接「slide.new」と入力してみましょう。いつもとはまったく違うスタート画面で、ちょっとびっくりしますが、Googleでは「ブラウザ」でアプリを使うのです

Googleの場合、従来のように「グラフを画像ファイルに変換してから挿入」するのではなく、表計算ソフトであるGoogle スプレッドシートで作成したグラフそのものに[リンク] することができます。つまり、「データ連携」したまま挿入することができるのです だから、スプレッドシート上のグラフが変更されれば、Googleスライドのデータもすぐに同期・更新されるのです

表紙のタイトルを入力し、面白そうな画像も挿入できました。ただ、デザインにちょっと悩むときもありますよね。テキストボックスの位置を変える、文字の大きさや色を変える、画像のサイズを調整してバランスを取るなど。この作業も、GoogleのAIがあなたに代わってやってくれ、ほんの一瞬で見栄えのいい表紙を作成してくれます。[データ探索]は、右図のボタン、またはアイコンだけの状態で縮小表示され、画面右下に見つかるはずです

実際、どんなスピード感で情報共有できるのか、体験していただきましょう。双方向のコミュニケーションがこれから大きく変わります。やり方はカンタン。スマホを取り出して、スライドアプリを立ち上げるだけです

Zoomを使うと、主催者は毎回会議を設定し、招待状発行しなければなりませんし、招待者側も開催通知を過去のメールやメッセンジャーからいちいち探し出さなければいけません。その点、Googlemeetはとてもラク。Googleカレンダーで[予定]に会議出席者を追加するだけで完了します

目の前で、チャットに出された意見を絞り込み、Jamboardの四角い付せんに短い言葉で改めて「見える化」していきましょう。こうすれば、リモートでも画面共有されたJamboardに参加者全員の意見を集中させることができます

Classroomを使えば、書類を配布し回収するというアナログ作業をクラウド上でシンプルかつリアルタイムに行うことができます

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Googleのアプリを今までよく知らなかった方には、かなり重宝する内容だと思います。

土井も、Googleスライドを使って、次の本はこのやり方で書こうと固く決心しました(笑)。

ある程度使いこなしている人にも、上手に使いこなしている社長の実践例などが載っており、勉強になると思います。

リモート弱者を返上し、オンラインで仕事効率を劇的に上げるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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『Google式10Xリモート仕事術』
平塚知真子・著 ダイヤモンド社

<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478109206

<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B08K8C3VN5

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◆目次◆

Chapter1 Google式10X思考法
Chapter2 あなたが知らないGoogleを体験する。
Chapter3 Google式10Xコミュニケーション術
Chapter4 Google式10Xコラボレーション術
Chapter5 Google式10Xマネジメント術

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