2020年10月12日

『なぜ、一流は歩きながら仕事をするのか?』 伊庭正康・著 vol.5615

【これで生産性アップ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4295404357

本日ご紹介する一冊は、ベストセラーとなった『できるリーダーは、「これ」しかやらない』の著者、伊庭正康さんによる、生産性アップのヒント。

※参考:『できるリーダーは、「これ」しかやらない』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569842372/

スマホを使った音声入力、スキマ時間の活用法、デキる人になるためのインプットの方法、移動しながら知的生産する方法などについて紙幅が割かれており、これからワーケーションを実践したい人にとっては役立つと思います。(既にやっている人には既知の内容が多いかも)

また、執筆業に携わる人にとっては、スキマ時間でコンテンツを蓄える方法が説かれており、これからの生産性に大いに寄与すると思います。

なかでも、「音声入力」については、どうSiriやGoogleに語りかければ記号入力ができるかが表になっており、大変便利です。

↑ うわむきやじるし
↓ したむきやじるし
< しょうなり
> だいなり
! びっくりまーく
? はてな
~ ちるだ

実際に著者がやっている使い方を図や写真で紹介しているので、極めてわかりやすい。

読み物のようなタイトルがついていますが、実際にはかなり実践的な仕事のノウハウ書です。

さっそく、本文の中から気になったポイントを赤ペンチェックして行きましょう。

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移動中に音声入力でメールを送信!タイピングするより10倍速い

記号の名称を読み上げると、しっかりその記号が入力されます。「!」は「びっくりまーく」

音声入力を使えば、訪問先のビルを出た瞬間、30秒ほど立ち止まり、スマホに語りかけ、玄関先でお礼のメールを送ることができます。ですので、わざわざメールを送るために残業することもありません

仕事ができる人ほど、「仕事の手離れ」にこだわる

人間の忘れるスピードは速い!打ち合わせ後すぐに音声で記録

打ち合わせや会議をした後、2,3分以内に内容の要点をスマホに音声で記録しておくのです。私はiPhoneに入っているメモアプリか、もしくはGメールに記録しています。たいてい次の2点を中心にメモしています。
(1)後で議事録として使えるように要点を記録する
(2)話した内容をもとに、企画書などを簡単にまとめる

Googleアシスタントの「OK Google」、iPhoneに標準搭載される「Hey Siri」を使えば、難易度の高い検索内容に対して素早く答えを提示してくれます

例えば、あなたが外出中に、取引先から提案書の紙資料をすぐメールで送ってほしいと言われたとしましょう。カバンの中に提案書はあるものの、すぐにメールで対応できない……。そんなときは、iPhoneにデフォルトで入っている「メモ」アプリを使えば、紙の資料をPDFで送ることができます

◆著者が入れているアプリの一例
【NHK ラジオニュース】
【週刊 日経トレンディ&クロストレンド】
【TED TALKS】
【BBC 6ミニッツ イングリッシュ】

移動中などスキマ時間に仕事をする場合、オフィス以外で仕事ができる最低限の装備を整える必要があります。私はそれらをすべて1つのキャリーバッグに入れています

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アマゾンのカスタマーレビューで、「歩きスマホは危険ですよ」と書いていた方がいらっしゃいましたが、それはその通り(笑)。

どちらかというと、出張中の生産性の上げ方のヒント、移動中のスキマ時間の活用法として読むといいと思います。

個人的には、「音声入力」の活用に背中を押してくれた本ということで、本当に役に立ちました。

ぜひ読んでみてください。

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『なぜ、一流は歩きながら仕事をするのか?』
伊庭正康・著 クロスメディア・パブリッシング

<Amazon.co.jpで購入する>
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B08GC88B2M/

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◆目次◆

1章 歩きながら「音声入力」で仕事は3倍速くなる
2章 歩きながら「打ち合わせ」で仕事時間は半分になる
3章 歩きながら「情報」を収集!インプットを最大化する
4章 歩きながら「資料」を作成!アウトプットを最大化する
5章 歩きながら仕事をするための「ツール&テクニック集」

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