【起業家への熱いメッセージ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478108706
本日ご紹介する一冊は、UUUMやラクスルなどへの投資で成功を収めてきた、若手No.1ベンチャーキャピタリスト、佐俣アンリ氏による注目の処女作。
編集を担当したのは、『嫌われる勇気』『漫画 君たちはどう生きるか』『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などのヒット作で知られる、柿内芳文氏です。
ベンチャーキャピタリストの独白スタイルで、延々と「挑戦」について語る本書は、単なる起業本を超えて、もはや生き方本と言えるでしょう。
それも、読者が挑戦する生き方を選べるかどうかを迫ってくる、厄介な生き方本です。
ゆえに、論調は決して甘くはありません。著者がこれまでにさまざまな「挑戦者たち」の成功と末路を題材に、読者に『君たちはどう生きるか』を迫ってくるのです。
<事業とは、誰でも考えつくことを「100倍の規模」でやること>
<伸びない起業家は、スタートアップと名乗るな>
<おまえがつくっているのは、『うどんのザル』だ>
ある程度成功した経営者でも、こんなことを言われたら凹んでしまうに違いありません。
とは言え、耳に痛いことをあえて受け入れ、成長したいと思う向きには、本書は「買い」の一冊だと思います。
さっそく、本文の中から気になったポイントを赤ペンチェックして行きましょう。
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君はかならず、成功する。僕はこの言葉を、この机に座る起業家に言い続けてきた。それが僕の「ベンチャーキャピタリスト」、つまりベンチャー向け投資家としてやってきた、もっとも大切な仕事だった
才能が人を起業家にするんじゃない。行き場のない妄想でもなんでもいい。熱が人を起業家にするんだ。起業というのは、熱でできているんだ
君が人生で何かをしでかす人間になりたいと思うなら、まずは自分の熱源に気づくことだ
起業とは、夢を「見続ける」生き方
起業、さらには事業をつくるうえで重要なことは、世の中にある「価値のズレ」に気づくことだ
起業で成功するためには、まず「規模にアプローチ」しなければならない。頭を使うんじゃない。手と足をつかって100倍にするんだ(原文ママ)
成功の9割は「場所」で決まる
「カバン持ち」で狙うべきは高名な人の独立後
大切なのは、惰性で起業家になれる場所に身を置いておくことだ。その場所にいさえすれば、起業することも、成功することも普通になるんだ
断言しよう。成長する事業が優れた人格をつくる。その逆はない
僕が投資した理由は、大湯が「健康」を事業に選んだからではない。彼らがピボットを決意し、次の打席に立とうと行動したからだった
起業家の死とは、けっして資金が尽きることじゃない。挑戦をやめること、なんだ
人生のピーク年齢を安売りするな
「友達を見捨てない」そのマインドさえあれば、ファイナンスとか経営の知識なんていうものは、あとからどうとでも付けられる
履歴書からいかに過去の成功を消せるか
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読み終わった感想をひと言で言うと、「強制発火」させられる一冊です。
魅力的な教えや言葉が多すぎて、どれをピックアップしようか迷うほど、充実した内容でした。
ビジネスやキャリアには、「ここぞ」という投資タイミングがありますが、そこを逃したら、二度とチャンスは巡ってこない。
人生最高のタイミングで、最大の勝負をしたいと考えている、「熱い」読者に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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『僕は君の「熱」に投資しよう』
佐俣アンリ・著 ダイヤモンド社
<Amazon.co.jpで購入する>
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<Kindleで購入する>
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◆目次◆
プロローグ 君はかならず、成功する
DAY1 熱があるなら、ぶつけようぜ
DAY2 生きる場所を、選び間違えるな
DAY3 成長しなければ、死ぬ
DAY4 君は、人類の年表に触れたくはないか?
DAY5 怖いけど、僕は「逃げない」
DAY6 こんにちは先生、起業しませんか?
DAY7 圧倒的な未来を、つくろう
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