【面接・受験・婚活に威力発揮?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478110131
本日ご紹介する一冊は、皇室や政財界をはじめとするVIPのアテンダント指導を経て、マナー指導でお受験合格や婚活成功者を続々生み出している、諏内えみさんによる一冊。
『「育ちがいい人」だけが知っていること』とは、パンチのあるタイトルですが、オビには、「今からでも、育ちはよくなる!」と救いの言葉が書かれています。
仕事がら、たくさん「育ちのいい人」に会っていますが、確かに彼らは笑顔ひとつで相手を惹きつけ、所作や言葉で頷かせる、そんな技術を持っています。
反対に、どんなに美人でも実力があっても、表情が卑屈だったり、所作や言葉が汚かったりする人は、大事なところでチャンスをものにできていない印象があります。
本書では、「育ちがいい人」のノウハウを、「ふるまい」「話し方」「見た目」「暮らし」「人間関係」「贈り物・お招き」「公共の場でのふるまい」「食べ方」「オケージョン」の9つに分け、それぞれどうするべきなのか、正解を提示しています。
こんな自由な時代に、そんな形にこだわるなんて、と思う向きもあると思いますが、確かに大事なことが書かれています。
さっそく、本文の中から気になったポイントを赤ペンチェックして行きましょう。
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受け渡しは、いつ何時でも両手で
ひざにすき間をつくらない(女性)
テーブルについていいのは、手首まで
指先はそろえるとエレガント
片手でドアノブを持ったら、もうひとつの手をそっと添えると、女性らしい上品なふるまいになります
「すみません」は使わない
「うちの旦那がね……」と言う方に、育ちの良さや品は存在しません(中略)大人の女性なら、フォーマルな場では「夫」が正解です
余韻をもって電話を切る
ひざの上のハンカチはおすすめしません
ノースリーブにはジャケットを用意
靴のインソールにも気を使う
さらに素敵なのは、その季節の盛りのときよりも少し早い時期に先取りできる粋な方。たとえば、9月に入ったら、白い色は極力さけて、真夏の装いから切り替えます。残暑が厳しければ、カーキ、ボルドー、からし色といった深みのある色を、気温に合った涼しい素材で取り入れ、秋という暦のファッションを楽しみます
紙袋を何度も使わない!
手土産をお渡しするときは、紙袋ごとではなく、お品を袋から出してお渡しするのが正式なマナー
押さえておきたい贈り物のNGマナー
・目上の方に靴や靴下
・引越し・新築祝いに赤いもの、火にまつわるもの
高級和食店で気をつけたいこと
・塗りの器を傷つけないよう、大きな指輪やブレスレットはつけていかない
・香水、整髪剤、制汗剤、柔軟剤など、自身の香りに十分気を配る
・和室では、肌見せの度合いを考える。ノースリーブならちょっと羽織る物を
席を立っていいのは、デザートタイム以降
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女性向けのマナーや身だしなみ、所作が多く書かれている印象ですが、男性が読んでもためになると思います。
「自分は育ちよくないし」と思う方ほど、つまらないところで損していないか、チェックしたいところです。
ぜひ読んでみてください。
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『「育ちがいい人」だけが知っていること』
諏内えみ・著 ダイヤモンド社
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478110131/
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◆目次◆
第1章 ふるまい
第2章 話し方
第3章 見た目
第4章 暮らし
第5章 人間関係
第6章 贈り物・お招き
第7章 公共の場でのふるまい
第8章 食べ方
第9章 オケージョン
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