【ベストセラー作家、待望の新書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569843956
本日ご紹介する一冊は、20万部突破のベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の著者、塚本亮さんの待望の新書です。
※参考:『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475691876X/
偏差値30台、退学寸前の問題児から一念発起し、同志社大学に現役合格、その後ケンブリッジ大学大学院で心理学の修士課程を修了。
行動力ひとつで学歴も独立も手に入れ、ベストセラー作家にまでなった著者が、普通の人でもできる『すぐやる力』を紹介した一冊です。
人が挫折し、行動できなくなってしまうのは、意志の力を過信しているから。
本書では、怠け者で、すぐ挫折する人でもできる行動の秘訣、学習効率や仕事効率を高めるための考え方が書かれており、じつに実践的です。
自身の経験から言えることですが、どんなに行動力があると言われている人でも、いったん「心理の罠」に落ちてしまったら、グズグズ体質に変わってしまうもの。
逆に、どんなに行動力のない人でも、心理学を味方につければ、明日から行動体質に変わることができるものです。
本書は、やる気や作業効率に関して、「その日の調子」に左右されない、工夫に満ちた一冊です。
さっそく、内容をチェックしてみましょう。
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作業の手順がわからないなら、わからないなりに試行錯誤して手を動かしてみればいい。うまくいかなければ、立ち戻って別の方法を試してみればいい。それを繰り返すことで、いつか有効な手順が見つかるのではないでしょうか
「イヤな予定」は、「楽しみな予定」と組み合わせる
私の場合、朝イチでジムによく行きますが、ダルいのでサボろうと思うことが何度もあります。キツいトレーニングを想像すると、家を出ること自体が億劫になってしまうのです。そういうときは、別に外出する目的を設定すればいい。例えばカフェでコーヒーを飲むことにして、その“ついで”にジムに行くように装うのです
重い岩をそのまま動かそうとするのではなく、軽く見せかける工夫が欠かせない
「ToDoリスト」は前日に書くのがベスト
「ToDoリスト」を紙に書いたら、常に目に見える場所に貼っておけ
ばいい
1日の予定はコンディション重視で組む
集中力が必要な仕事を午後イチに入れてはいけない
カバンの中を空っぽにする
すべて取り出して一旦空っぽにしてから、明日の仕事に必要なものだけ入れ直す
TPOに応じてカバンそのものを使い分ける
今日、自分は「何をしたか」を評価してあげる
「失敗」も8割想定内にする
うまくいかないなら、ギリギリまでハードルを下げる
周囲の人に伴走者になってもらう
中長期的な目で見て伸びる人に共通するのは、何でも素直に質問していること
言われたアドバイスに最低1度はしたがい、よかれ悪しかれできるだけ早く結果を報告すること。それが質問する側の義務であり、礼儀
「第一人者」を味方につけよう
途中で打ち切っておくと、その意識が残りやすくなるので、次に再開するときにブランクを感じずに済む
集中したいときは電話に出ない
今後につながる「建設的なノー」を目指す
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ベストセラーとなった、『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』とテーマが同じため、どうしても内容は似通ってきますが、やはり著者は、行動力を論じている時が一番生き生きしていますね。
新書で短時間にエッセンスを学びたい方には、おすすめの内容です。
ぜひ、チェックしてみてください。
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『すぐやる力』塚本亮・著 PHP研究所
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◆目次◆
第1章 すぐ「行動」を変える
第2章 すぐ「自己効力感」を高める方法
第3章 すぐ他人を巻き込め
第4章 集中する&ゾーンに入る
第5章 すぐやる人のスマホ
第6章 「すぐやる」チームの作り方
第7章 すぐ「人を動かす」技術を身につける
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