【神速ベストセラー】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478105251
本日ご紹介する一冊は、「Excelのプロ集団」IBMの業務改革コンサルティングチームのなかでも最も操作スピードが速かったという著者が、そのExcelノウハウをまとめた、注目のマニュアル本。
発売即3万部の重版ということで、話題となっています。
専用サイトから練習用のエクセルシートをダウンロードして学ぶという方式なので、読書と実際が乖離せずに学べるのが特長。
このダウンロードファイルで強制的にやらされるのが、なかなか学習効果が高く、面倒くさがりの土井でも最後までやり切ることができました。
「絶対にマウスを使わせない」著者の姿勢がいたる所に出てきて、ついついマウスを使いそうになる自分を戒めることができました。
まだ一回通読しただけですが、既に操作が速くなっています。(まあ、そんなにエクセル使うことないんですけど)
「0.5秒で罫線を引く」「文字の配置を一瞬で変える」といったキャッチーな見出しでテンションが上がるのに加え、開脚本のパクリかと思うほど開きっぱなしで使いやすい本のつくり。
著者と編集者の本づくりへのこだわりが感じられる一冊です。
さっそく、内容をチェックして行きましょう。
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[F12]で「名前を付けて保存」ボックスが表れる
もし[F12]を押してもこのような画面が出ない方は、キーボードの左下にある[Fn](ファンクションボタン)を押しながら、[F12]を押してください
Excelでは操作をすると、「名前を付けて保存」ボックスのような、さまざまなボックスが表れます。このボックスを消したい、閉じたいと思ったときは、この[Esc]を押すことで、一瞬で閉じることができるのです
なぜ、マウスを使わない方法を推奨しているか、という答えはただ一つ。マウスを使わないほうが“圧倒的に作業が速く終わるから”
[Ctrl]&([Fn])&[PgDn]を何度か押して、シートがショートカットを押すたびに右に移動していくのを確認してください
「セルの移動は絶対にマウスを使わない」という意識を持ってください
[Ctrl]を押しながら矢印キーを押すと、ワープができるのです。
ワープにはルールが2つあります。
ワープのルール(1)
データが入っている空間は、そのデータの一番端っこまでワープ!
ワープのルール(2)
データが何もない空間は、次のデータにぶつかるまでワープ!
操作ミスでExcel空間の一番下や一番右に行ってしまうことがありますが、その際は焦らずに、[Ctrl]を押しながら[↑]、もしくは[←]を押し続けることで、必ず元のスタート地点に帰ってくることができます
[Enter]で貼り付けると、もともとコピーしていたD3のセルのコピーモード(緑色のうねうねとした線)がとれる
次はフォントの色を変えましょう。[Tab]もしくは[Shift]&[Tab]を駆使して「色」の項目まで「アクティブ」を切り替えてください
上下左右の罫線を選択範囲に引くには、「ホーム」→「罫線」→「格子」を選びます。[Alt]を使うショートカットでは、[Alt]+[H]+[B]+[A]になります
左揃えは[Alt]+[H]+[L]+[1]、中央揃えは[Alt]+[H]+[A]+[C]、右揃えは[Alt]+[H]+[R]
[Alt]+[I]+[C]で列を挿入、[Ctrl]&[-]で削除
[Alt]+[I]+[R]で行を挿入、[Ctrl]&[-]で削除
[Alt]+[I]+[W]で新しいシートを挿入
関数をコピーして複製するショートカット「上のセルの内容を下にコピーする」[Ctrl]&[D]
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いわゆるショートカットと操作方法の基本書であり、熟達した方には既視感のある内容かもしれませんが、個人的には、32ページの<「セルの移動は絶対にマウスを使わない」という意識を持ってく
ださい>という言葉にしびれました。
それがダイエットであれ、エクセルであれ、どんな効率的なやり方も、「やる」という覚悟がなければ結局元の習慣に逆戻りです。
その点本書は、テクニックだけではなく、基本的な心構え、考え方も書かれており、身体に染み込む感覚を覚えました。
そして何より、トレーニングがしつこいのがいい(笑)。
地味な「セル選択」のトレーニングをしているうちに、どんどんエクセル操作が速くなっていく感覚がありました。(何度も言いますが、使う機会はそんなに多くありません・笑)
ぜひ、読んでみてください。
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『神速Excel』中田元樹・著 ダイヤモンド社
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478105251/
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◆目次◆
Introduction ウォーミングアップ
Chapter1 Excel操作の原則
Chapter2 セル選択の10奥義
Chapter3 スピードアップテクニック
Chapter4 数式と関数の高速化
Chapter5 厳選!ショートカット200
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