【コンサルで独立するなら。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761274433
昔、コンサルティングファームを辞め、コンサルタントとして独立した知人がいるのですが、元の職場のクライアントを取ったり、各方面に不義理したりで、今は音沙汰ありません。
また、15年前、土井と同じタイミングで会社を辞めたコンサルタントは、資金が続かず、半年でサラリーマンに戻りました。
コンサルタントは、成功すればやりがいがあって実入りの大きい仕事ですが、設定を間違うと貧乏暇なし、やりがいも見出だせない悲惨なものになります。
本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『コンサルタントの教科書』の著者であり、独立系コンサルタントとして20年以上ビジネスを続けている和仁達也氏が、これから独立するコンサルタント、士業に向けてクライアント獲得方法、自己ブランディング、マネタイズ、コミュニティ化の方法を指南した、注目の一冊。
※参考:『コンサルタントの教科書』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761270144/
クライアントとのやり取りや売り込まないセールストーク、成約につながるWeb戦略、時間単価表の作り方など、具体的なツールが紹介されていて、これから独立する人は、ぜひ見ておくといいと思います。
さっそく、内容をチェックして行きましょう。
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◆コンサルタントの3つのタイプ
(1)先生型コンサルタント
(2)御用聞き型コンサルタント
(3)パートナー型コンサルタント
独立系コンサルタントになったからには、契約の打ち切りは避けて通れません。だからこそ、イチから見込み客と出会いクライアントにしていく、「営業力」を養うことが重要なのです
コンサルタントとして独立したら、見込み客との出会いをつくるためにどこかの会議室を借りてセミナーを開くというのは、王道パターンだと思うかもしれません。言わずもがなですが、これも落とし穴です。誰でも自分が知らない人には興味がないので、わざわざ時間をつくってセミナーを受けようとはしないでしょう
独立するなら見込み客が3人以上見つかってから
今までの取引先といい関係を築いていて、どうしても引き継ぎたいのなら、会社にきちんと了承を得るのが大前提
売り込みに来ると思ったら相手は身構えてしまうので、「社長の意見もぜひ伺いたいです」と、相談に乗ってもらうという感じにすると、相手も「それなら会おう」とその気になる率が高くなります
僕は、「ご無沙汰しております」のような挨拶から入り、「和仁さん、独立したの?」と聞かれたら、「はい、実はそうなんですよ。企業の幹部の役割を、新入社員1人を雇うぐらいの投資額で社外のナンバー2としてコンサルティングしようと思って独立したんです」とサラッと言います。このフレーズが、のちのち効いてきます
5人で募集をかけても集まらないこともあります。フェイスブックやグーグルで広告を出しても、知人に情報を拡散してもらっても、それでも全然集まらない。そんなときに役立つのが、【和仁メソッド8】「1人限定の密着型セミナー」です
レポートに無料アフターフォローや無料相談券をつけておけば、コンサルティングにつなげられます
◆社長のお困りごとトップ3
(1)会社のお金の流れが漠然としていて、先の見通しが立たない
(2)社長と社員の立場の違いが生む危機感のズレ
(3)次のビジョンが見えない
本当はコンサルをやりたいのに最初の1行に士業名を書いてしまうと、「この人は社労士さんだ」というイメージが固まってしまい、そこから覆すのが難しくなります
社長は、自分の会社のことは自分でビジネスのアイデアを考え出したいのです
セミナーをするとき、アンケートを取るのは基本です。僕はそのアンケートにメルマガ登録欄を設けています
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土井が独立した当時は、弁護士の報酬体系をもとにアレンジし、ブランディングもセールストークも自己流でやったものですが、こういうマニュアルがあると本当に便利ですね。
コンサルタント、士業の方に抜けがちな「社長の視点」が示されていて、妙に腑に落ちました。
結局、社長が長く付き合いたいのって、本書で言っているようなコンサルタントなんですよね。(偉そうな人はいらない)
ぜひ、読んでみてください。
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『独立系コンサルタントの成功戦略』和仁達也・著 かんき出版
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◆目次◆
第1章 独立系コンサルタントは見込み客とどうやって出会うのか
第2章 独立系コンサルタントはプロフィールをどう書くか
第3章 これからの独立系コンサルタントの「あり方」とは
第4章 独立系コンサルタントの戦略的情報発信術
第5章 独立系コンサルタントの勉強法
第6章 10年スパンで考える独立系コンサルタントのキャリア戦略
第7章 独立系コンサルタントがあえてコミュニティを必要とする理由
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