【えらいてんちょうの結婚論。】
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先日、独演会最終回の終了後、参加者の30代女性に「次、何のトピックが聴きたい?」と聞いたところ、「結婚!」という答えが返ってきました。
一部の起業家や専門職を除くと、今後、日本でお金持ちになるのは、間違いなく「共働き」世帯です。
一人で年収1000万円を実現するのは難しいですが、二人なら割と簡単にできる。税制面でも有利です。
おまけに住居費や食費も折半だから、こんなに都合の良いことはない。
今後の日本人の人生設計で最も影響力があるのが、「結婚」と言ってもいいかもしれません。
やはり若い世代は、本能的にこういうことを感じているんですね。
本日ご紹介する一冊は、その「結婚」を成功させる方法を、ベストセラー『しょぼい起業で生きていく』の著者、えらいてんちょうさんが説いた一冊。
※参考:『しょぼい起業で生きていく』
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自身、出会った女性と2日で婚約し、2週間で結婚したという著者が(現在2人の子持ち)、起業家ならではの一風変わった現実的な結婚論を展開しており、注目に値します。
さっそく、内容をチェックして行きましょう。
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無職よりは正社員のほうが、賃貸よりは持家のほうが、そして独身よりは結婚していたほうが逃げにくい、いわゆる「飛びにくい」のです。これが「信用」ということです
結婚するというのは、たとえばゲームでチームのデッキを組むようなものだと思っていただくとわかりやすい。自分のスキルと相手のスキルが合わさって、高いところで低いところを、つまり弱点を補い合うことができるわけです
「人はちゃんとするようになってから結婚し子育てをするのではなく、結婚し子育てをしていけば自然とちゃんとなる」のです
昔から言われている言葉で「ひとり口は食えぬが二人口は食える」というのがあります。これは当たり前のことで、ひとり暮らし同士が一緒に住んだところで、家賃は倍もかからない、食費も光熱費も倍はかからない、生活の無駄は削減できる。生活できないわけがないのです
「恋人としてはいいけど結婚するにはちょっと」という人がいるように、「恋人という感じではないけれど結婚相手としては適している」という人も存在し得ます
もっとも大事なことは「一緒にいて不快ではないこと」です。顔、声、話し方、雰囲気、匂い、そういったあらゆることを好ましいと思えるか
「女性は○○歳までに結婚したほうがいい」、「男性は○○歳でも大丈夫」なんてことを言う人もいますが、私はあんまり関係ないと思います。とにかく、早ければ早いほどいい。来年まで引き延ばせば、その1年分市場における価値が落ちるだけです
何千万円持っていようとも、子どもの教育に関心がなく、子どもに教育をさせることを放棄している親のもとでは子どもの知識欲は育たない
今日見つかる人が最高の結婚相手
「そうでないと困るほうがやる」が原則
争うくらいなら、「今日お風呂掃除して、水垢全部取ったんだよ、
褒めて褒めて」と素直に最初から言えば「おー本当だ綺麗になってる、すごい、ありがとう!」となりやすい
夫婦は基本的に別行動すべし
家計には使途不明金があったほうがいい
子育てはできるだけ手を抜こう
お金持ちと結婚したければお金持ちになりましょう。弁護士と結婚したければ弁護士になりましょう
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地雷がたくさんある結婚をテーマに、歯に衣着せぬ物言いでズバズバ書かれており、じつに痛快な一冊です。
恋愛の延長に結婚を持ってくるのではなく、「結婚」そのものにフォーカスした選択をすることの重要性が語られており、若い世代、これから2度目、3度目の結婚を目指す方にはオススメの内容。
ぜひ、読んでみてください。
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『しょぼ婚のすすめ』えらいてんちょう・著 KKベストセラーズ
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◆目次◆
第1章 結婚とは投資である
第2章 結婚すれば、ちゃんとなる
第3章 今日がいちばん結婚しやすい日だ
第4章 結婚相手はペットだと思え
第5章 縁側でお茶を飲むのはセックスです
第6章 パパ友ママ友は友ではない
第7章 えらいてんちょう&てんつまの「しょぼ婚」Q&Aコーナー
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