【持っている人は何が違うのか?】
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本日ご紹介する一冊は、「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」などの番組を手掛けたヒットメーカー、角田陽一郎さんが、「運」を論じた自己啓発書。
オビには、ゆうこすさん、川田十夢さん、マキタスポーツさんが推薦の辞を寄せています。(もう、この時点で運がいいですね)
土井も、出版を通じて、また個人的つながりを通じて、たくさんの「運の良い人たち」を見てきていますが、彼らはやはり持っているオーラ、言動が他の人とはまったく違います。
本書では、著者が仕事を通じて触れてきた人たちの言動を、エピソードを交えながら紹介しており、ミーハー心をくすぐられつつ、ためになる、そんな内容となっています。
仕事に厳しい明石家さんまさん、ハゲを認めてブレイクしたトレンディエンジェル斎藤さん、キングコング西野さんのファンの掴み方など、即・ビジネスやブランディングに役立つ、運の上げ方が書かれています。
「こんなの科学的じゃない」と一蹴するか、何かあると思って熟読するか、それは読者次第ですが、まずはポイントを読んでから。
さっそく、いくつか気になるところをチェックしてみましょう。
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神様にプレゼンして願いを叶えるとは、お水取りやパワースポット自体に霊力があるかどうかは実は問題ではなく、「わざわざその時間・その場所に行った」という自分のなかの覚悟や決意、その面倒くさいことにコミットしたという事実が、脳内を活性化させ、結果として目標達成に近づく。これは開運メカニズムの基本です
「運を上げる」とは「自分ごと化する」こと
自分の名前で勝負すれば運が開く
世の中で一番時間を守らないのは普通のサラリーマン
とにかく流行りに首を突っ込んでみる、誘いには可能な限り乗ってみる
運を開くには、相手を人間扱いすることです
運というのは、「富士山に登ろうと思ったら悪天候で登れなかったから、隣の低い山に登っちゃったけど、意外と絶景だったね」みたいなこと
自分が飽きるタイミングと、世の中に飽きられるタイミングにはギャップがある
「自分に飽きない」のは開運のための重要なポイント
やりたいことに「いい名前」をつける
ルールを無視してでも「得」をとる
整ったものは、むしろおもしろくない。少しの遊び、多少の不格好さ、若干のバランスの悪さ。そこにチャーミングや愛嬌が顔を出し、人を引きつけるのです
「若さ」だけを売りにする人に運は来ない
自分がよくても味方が悪ければ仕事は来ない
あなたの行動や振る舞いに道理がないと、味方になってくれる人が結果的にどんどん減っていく
先に冷徹な「線」を引いてしまっては、渦のように運を引き込むことは一生ない
必要条件を十分条件にするのは個人の熱量
バッファがないと「運」が入り込めない
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運を呼び込むのは、自分の意識であり、周りの人のその人への評価、そして偶然のスパイラル。
こういった見えないものが、新たなチャンスを運び、結果として成功をもたらすのです。
大ヒットメーカー、有名人を間近で見てきた著者ならではのエピソードと教訓集。
ぜひ、チェックしてみてください。
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以前ご紹介した、『社長の鬼原則』という本にも書かれていましたが、経営が上手くいかなくなる理由は、かなり単純です。
※参考:『2000人の崖っぷち経営者を再生させた 社長の鬼原則』
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しかしながら、それに当の経営者が気づき、改善できるかはまた全然違うお話。
自らの行動を省みて、部下が自主的に動くには何が必要か、ぜひ本書を読んで考えてみてください。
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『運の技術』角田陽一郎・著 あさ出版
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◆目次◆
第1章 運は「自分で開く」もの
第2章 「運を閉じる」人には特徴がある
第3章 運を開くヒントは「渦巻き思考」
第4章 誰でも運をつかめる開運テクニック
第5章 運をさらに強化する開運マインド
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