【45万部著者の最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797395788
最近、お酒をやめて朝早く起きるようにしたら、これが超快適。
朝から脳が冴え渡っている感じがします。
一生、知的生産で食べて行きたいので、先日ご紹介した『一生使える脳』の教えを、大事に守っています。
※参考:『一生使える脳』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569837441/
本日ご紹介する一冊は、この『一生使える脳』に加えて読んでおきたい、脳の集中力を高めるための本。
45万部を突破した大ベストセラー『脳に悪い7つの習慣』の著者であり、数多くのオリンピック選手を指導してきた脳神経外科医、林成之(はやし・なりゆき)さんによる、『脳が認める最強の集中力』です。
※参考:『脳に悪い7つの習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981448/
本書では、われわれの集中力がどういうメカニズムで高まるのか、何が集中力を妨げるのか、わかりやすい言葉で紹介しています。
コツコツやることや、損得勘定で考えること、流行りのノマドワークがじつは集中力を妨げる原因になるなど、意外な事実が書かれており、驚きました。
さっそく、ポイントを見て行きましょう。
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脳細胞自身が生き抜くために備えている、生まれながらの本能というものもあります。それが「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」「伝えたい」の四つです
記憶力が働くかどうかは、どれだけそれに集中しているかで決まります
無意識での集中力低下を引き起こす最大のトリガーは、否定が含まれる言葉や後ろ向きの気持ち
自分が首位に立っていることをスコアボードで確認した瞬間、「あと残り三ホールだけがんばればいい」や「ここでミスをしたらまずいな」との気持ちが働いて、それまで保っていた集中を無意識に切らしてしまったのです
安心したり、失敗を恐れたりしてしまうと、脳はとたんに集中しなくなる
集中力の源は、いかに情報に前向きなレッテルを貼っていくかにある
否定語が耳から脳に入ると、A10神経群が「この情報は必要ないのだな」とマイナスに反応して集中力をレベルダウンさせてしまいます
何事も斜に構えてクールでいるほうが賢いと考えている人ほど、実際の脳のパフォーマンスは落ちます
いい加減に聞いて、いい加減にしゃべる習慣がついてしまうと、話を聞き流すことがクセになり、どんな場面でも「集中して聴く」ができなくなっていきます
気持ちを込めて何かをするというのは、脳の力を最大限に引き出すための不可欠かつ重要なファクター
高い集中力を発揮するためには「やるからには素直に、損得抜きで全力投球する」
脳には「新しい情報に瞬時に反応する」クセがあります。関係ないものが周りにあると、意識がそちらに向いてしまい、次やるべきことに集中できない
「コツコツ」や「一歩一歩」には、「失敗はイヤだ」という否定語、「慎重にやろう」という安全策でいく発想の「気持ちが無意識に緩む」という二つの要素が含まれてしまっています
デスクを固定しないノマドワーカーのような働き方は、脳の本能からすると、集中力の発揮を妨げてしまう最たる条件
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読んでみて、これは能力を高めたいビジネスパーソンのみならず、子どもの指導をする先生や親も読むべき本だと思いました。
なかでも、著者の専門がスポーツなので、お子さんをトップアスリートにしたい方は、必読です。
知らず知らずに、自分や子どもの集中力を削ぐ環境を作っていないか、ぜひ本書でチェックしてみてください。
手軽に読めて、オススメの一冊です。
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『脳が認める最強の集中力』林成之・著 SBクリエイティブ
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https://bit.ly/2DP8KRz
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◆目次◆
プロローグ トップ1%の人だけが知っている集中力とのつきあい方
第1章 集中力が続かない! それは「脳」の仕業だった
第2章 日頃から集中力の素質を育む「脳」の絶対習慣
第3章 瞬時に集中モードに切り替える「脳」の絶対習慣
第4章 無意識のうちに最高の結果を出す「脳」の絶対習慣
第5章 予想外の好結果を生み自分を変える「脳」の絶対習慣
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