2017年12月9日

『昨日より強い自分を引き出す61の方法』 中谷彰宏・著 vol.4889

【「強さ」を作る考え方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4759315748

昨日の「独演会」では、「強みをつくる」をテーマにお話させていただきました。

意識にお金を払うこと、いったんテーマを見つけたらそれを深く掘るためにどう学習するかをアドバイスさせていただきました。

たまたま今日、読書をしていたら、この「強み」に触れている書籍があったので、参考までにご紹介しましょう。

ベストセラー作家、講演家の中谷彰宏さんが書いた、『昨日より強い自分を引き出す61の方法』です。

さすが、発行点数も部数も圧倒的、自身のブランドも強固に築いている中谷さんだけあって、視点が鋭い。

冒頭部分だけでも、「強み」の本質に触れた、興味深い主張がなされています。

・「中の上」より「上の下」の人のほうが、はるかに強くなる
・目指すものは、レベルアップではなく、ステージアップ

また、体験の大切さや、これまでやったことのないことに挑戦することの大切さにも触れており、いまどき必要な考え方だと思いました。

どんなことが書かれているのか、さっそく見て行きましょう。

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「より強くなる」というのは、1段上のステージに上っていくことです。もっと力を入れることではないのです

可能性があることが、「強い」ということ

興味は体験がなければ得られません

興味のある人は、さらに成長する可能性を秘めている人

体験をすると、たとえうまくいかなくても、強くなります。今までになかった新しい自分に出会うことができるのです。「強い自分」とは「新しい自分」なのです

「凄い人」の定義は、「普通のことをしていたら、一生会ってもらえない人」です。自分からその凄い人に会いに行くことが、より強くなるためのスタートラインです

乗り越えた人と出会うことで、乗り越えることができる

縁には、「順縁」と「逆縁」の2通りがあるのです。順縁は、最初からラッキーと感じられます。逆縁は、アンラッキーの形で入ってきて、やがてラッキーに変わります(中略)より強くなりたいなら、逆縁から逃げないことです

知らない人と話すことで、強くなる。強さとは、知らない人と話した総量

どんなに人にほめられても、ステージは上がらないし、強くなることはできません。「強くなる」のは、自分の中で見方が変わることなのです

今までのフォームを捨てなければ、新しいフォームは手に入らない(中略)新しいフォームが入ることによって、今までなかった自分の新しい強さが生まれます

今までと、真逆のことをすることで、強くなる

強くなれる人は、結果に振りまわされません。どんなことが起ころうが、結果に左右されないのが強さです

「今、この瞬間にも頑張っている人がいる」と思った時点で、強くなれます

終わりと考えると、弱くなる。始まりと考えると、強くなる

強くなれる人は、「相手のオーダーよりもっとむずかしいことができないか」と考えます

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いつもの著者の本らしく、ゆったりのレイアウト、見た目は薄くてコンパクトですが、強いということ、勝つということの本質が見事に表現されています。(ページ数はちょうど200ページ)

頑張っているけれど、結果が出ない、評価されない、という人は、ぜひ読んで参考になさってください。

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『昨日より強い自分を引き出す61の方法』
中谷彰宏・著 海竜社

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◆目次◆

01 上のステージに上がろう。
02 勝ちより、強さを見せよう。
03 レベルアップより、ステージアップを目指そう。
ほか計61項目

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