【読書もダイエットも驚くほど続く「小さな習慣」とは?】
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『エグゼクティブ・ダイエット』を始めてから、かれこれ1年半が過ぎました。
※参考:『エグゼクティブ・ダイエット』
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体重は相変わらずキープです。
土井がなぜメルマガを13年続け、ダイエットも続けられるのか。
その理由は、「挫折しない方法」を知っているからです。
その方法というのが、じつは『小さな習慣』。
驚いたことに、この小さな習慣を扱った書籍があったので、本日はこちらをご紹介します。
著者のスティーヴン・ガイズ氏は、ホワイト・ダヴ・ブックスにより、2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれた執筆者。
本書では、「たった1回の腕立て伏せ」という一見バカげたスタートから運動習慣をモノにした方法を、科学的根拠も加えて解説しています。
なぜ小さな習慣が脳を味方にするのか、なぜ従来のダイエット方法や運動法はリバウンドを誘発するのか、本書を読めば、その理由がよくわかるはずです。
達成習慣を身につけるために、自信をつけるために、ぜひこの『小さな習慣』をモノにしていただきたい。
参考までに、いくつかポイントをピックアップしてみましょう。
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この本を毎日最低2ページずつ、最後まで読み続けてください
何かを少しだけでもするほうが、何もしないよりずっと価値は大きい
毎日少しずつするほうが、1日にたくさんするより大きな変化をもたらす
小さな目標は大きな目標より優れている
たった1回の腕立て伏せが、30分の筋トレに発展
小さな習慣は、よい習慣を長く続けるためのもの
小さな習慣は、ばかばかしいほど小さなステップから成り立つ
デューク大学の研究によれば、私たちの行動の約45パーセントは習慣で成り立っている
ストレスを抱えると、習慣化された行動をとることが(よくも悪くも)多くなるとわかっています
行動が習慣になるまでにかかる日数は平均66日──これはあくまでも平均値で、実際には18日から254日と大きな幅がありました
習慣をつくるには、前頭前野が望んでいることを脳の他の部分にも好ましいと思わせなければなりません
モチベーションに頼っても習慣は身につかない
誰にでもいつもほど元気が出ない“不調”の日があります。そうした日には、何か自分のためになることをしようというモチベーションも低くなります
自我消耗の原因の上位5つは、努力、困難の自覚、否定的な感情、主観的な疲れ、血糖値だとわかりました
小さな習慣は目標達成までの期日を設けません。習慣になるまでどのくらい時間がかかるかわからないからです。その代わりに、行動が習慣になる兆しを見逃さないようにすることが大切です
幸福感は抽象的な思考を刺激し、物事の全体像を思い描かせるのに役立つものの、具体的な思考を必要とする目標の追求には妨げになると結論づけられました
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習慣を継続するために必要なあらゆるポイントが書かれていて、じつに勉強になりました。
なかでも感銘を受けたのは、以下の言葉。
<本当の自己管理というのは、誰かに腕立て伏せをするように命令してもらうのではなく、自分でいつするかを決められるようになること>
ダイエット支援のサービスに無駄なお金を使っている人に、ぜひ教えてあげたい一冊です。
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『小さな習慣』スティーヴン・ガイズ・著 田口未和・訳 ダイヤモンド社
<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆
第1章 小さな習慣とは何か?
第2章 脳を味方にする効果的な方法
第3章 モチベーションとわずかな意志の力
第4章 小さな習慣を成功させるための心構え
第5章 小さな習慣はなぜ優れているのか
第6章 大きな変化をもたらす「小さな習慣」8つのステップ
第7章 「小さな習慣」を失敗させない8つのルール
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