2017年1月25日

『エマソン 自分を信じ抜く100の言葉』 中島輝・著 vol.4571

【エマソンの名言集】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023315699

起業にしろ、出版にしろ、ダイエットにしろ、必要なのは「自分を信頼する」こと。

「できる」と思う力がなければ、何事も成就しないのが世の常です。

そこで本日ご紹介したいのが、ニーチェ、福澤諭吉、オバマにも影響を与えたというアメリカ成功哲学の祖、ラルフ・ウォルドー・エマソンの名言集。

心理カウンセラー/メンタルトレーナーで、かつてエマソンの著作に救われたという著者が、解説文を書いています。

見開き2ページで、右ページにエマソンの名言、左ページに解説が付くというシンプルな構成ですが、さすがに選び抜かれた言葉だけあって、力をいただきました。

サブタイトルに「自分を信じ抜く100の言葉」とあるように、自己信頼を高めてくれる名言を中心に集めており、何かに挑む人にはもってこいの名言集です。

『嫌われる勇気』を読んで、自分だけの生き方をする覚悟が決まったなら、ぜひ読んで欲しい一冊。

※参考:『嫌われる勇気』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478025819

さっそく、中身をチェックしてみましょう。

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自分の考えを信じること。自分にとって真理であると思えることは万人にとっても真理であると信じること。それこそが天才である。

あなたの生活は見世物にするためのものではない。

人は、自分の人生を支配する最高の権利を持っている。

水のように生きれば、どこへでも流れて行ける。

人は自分で「自分の値段」をつけられる。そして行動を起こせば、万人は黙ってその値札に同意する。

偉大な人ほど平凡な一日を真面目に過ごす。

普通の人は「仕事」で買われ、高潔な人は「人物」で買われる。

自分の仕事をすることだ。すると自分の力が強化される。

魂の声に従うと、競争相手がいなくなる。本気で自分の能力を発揮すれば、その人の仕事は、他の誰の仕事とも違ったものになってくるからだ。

自分の魂が喜ぶ仕事に就くことが、人に喜びを与えられる仕事をする最低条件である。

希望や恐怖で結果は変わらない。自分を信じる力だけが結果を変える。

どうしても偉大な行為を求めるなら、自分のできることを偉大な行為にすればいい。

我々は、他人のものになる前に、自分自身のものにならなければならない。

孤立を受け入れられる人は、絶対的な自己信頼を持っている。

希望を抱くことに反対する人には、「過去」は譲ってやろう。
しかし、「未来」は我々のものだ。

勇気とは、何度でも立ち直ることである。

不滅の栄誉を手に入れたいなら、
「善とされているものが本当に善なのか」を探求しなければならない。

精神のある所には、力がある。

習慣の鎖を断ち切ると、自分の可能性に目覚める。

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単なる自己啓発書ではなく、仕事やビジネスの視点も含まれているのが、エマソンの良い所ですね。

これから先に進む上で、良いヒントをいただきました。

ぜひ、じっくり味わって読んでみてください。

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『エマソン 自分を信じ抜く100の言葉』中島輝・著 朝日新聞出版

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◆目次◆

I 生き方
II 仕事
III 人間関係
IV 挫折
V 成長
VI 友情
VII 成功法則

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