【コクヨ社員100人のノート術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046017619
『体脂肪計タニタの社員食堂』が大ベストセラーになり、早いものでもう6年が経ちました。
※参考:『体脂肪計タニタの社員食堂』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479920250/
あのヒットが示しているのは、やはり再現性のあるやり方を知っているプロに聞くことが、成功への近道だということ。
痩せるならタニタの社員に聞く、インテリアならアクタスの社員に聞く(『123人の家』)、ではノート術は……?
※参考:『123人の家』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4905353955/
そこでご紹介したいのが、これから出る注目作『コクヨのシンプルノート術』。
日本一ノートを売る会社、コクヨの社員100人のノート術を、カラービジュアル+解説つきで教えてくれる、じつに興味深い一冊です。
「方眼ノート」「横罫ノート」「無地ノート」と、全部で3つのセクションに分かれており、それぞれ達人たちのノートの使い方をチラ見せしています。
単なるノートマニアのやり方ではなく、明日からでもすぐ仕事に役立ちそうなアイデアが満載で、個人的にもとても役立ちました。
どんなノート術が紹介されているのか、さっそく見て行きましょう。
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メモの「始まり」と「終わり」をはっきりさせる
キーワードになりそうな言葉や重要事項は、線で囲んだり、「■」や「☆」などのマークをつけたり、下線を引いて強調します
メモの右上には、日付とタイトルを記入して、線で囲む
優先度を表す色の順番を決めておく
基本は青色で書き、強調したいことを赤色の吹き出しで記入
デザインなどをノートに描いて考えるときには、図に言葉や寸法なども書き込むと、より思考が具体的になり、アイデアが浮かびやすくなります
インデックスは、片方(利き手の側)に集めてつくる
会議の資料に転用できるレベルで書く
ノートはタテに3分割。たとえば、案件の詳細な内容を詰めていくような打ち合わせの前には、左に日程や予算など、真ん中には案件の詳細情報を事前に書いておき、打ち合わせ中に新しく出てきた事項を右に書き込みます
ノートは1冊を持ち歩き、案件にかかわらず、日付順に書き、通常案件以外の内容は、後から分野ごとにちぎってファイリングします
直近1年分のデータはスマホで持ち歩く
ToDoを書くときには期限も記入する
自分のタスクは赤枠で囲う
セミナー受講時には、自問自答の吹き出しをメモ
不要になったページやタスクが完了したページには、「完了」を表す斜線を入れる
ちょっとしたビジュアルがあると、短時間で記憶がよみがえる
仕事で必要な数字をまとめておく
超ミニふせんを使って材料を出し切る
旅の記録を書くだけでなく、現地のモノも貼る(包み紙やチケット)
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欲を言えば、それぞれのノートメソッドを紹介した社員の名前と顔があるともっと良かったのですが、ノウハウ自体、じつに興味深い。
さすがみなさんノート術の達人だけあって、どれも本当にきれいで見やすいノートでした。
業種・職種によってノートの取り方はそれぞれ違うと思いますが、基本的な考え方や便利ツールはきっと使えると思います。
ぜひチェックしてみてください。
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『コクヨのシンプルノート術』コクヨ株式会社・著 KADOKAWA
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046017619/
<楽天ブックスで購入する>
http://bit.ly/2gSdH5C
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◆目次◆
Prologue ノートで仕事は「シンプル」になる
section1 方眼ノート シンプルメソッド50
section2 横罫ノート シンプルメソッド30
section3 無地ノート シンプルメソッド20
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