【デキる大人は知っておきたい】
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世代間のギャップは、いつの世も存在するものですが、それが仕事に支障をきたすとなると、問題です。
以前、うちに面接で来た某有名女子大学の学生が、「御社の理念は何ですか」と聞くので、「◯◯です」と熱く答えたら、「へぇ、えらいですね」と言われて腰を抜かしたことがありました(笑)。
もちろん、ご辞退申し上げています。
これがたまたまだと助かるのですが、いろんな大学で教えた経験からいうと、どうも今の学生は、「本当に常識を知らないのかも」と思わせる言動が多いのです。
知らずに得意先に送り込んで、大変なことにならないように、今から対策を立てておきたい。そんな時に役立つのが、本書『大人のタブー常識』です。
デキる大人でも間違えるような微妙なマナーから、当然知っておきたいものまで、幅広く押さえており、じつに勉強になります。
さっそく、いくつかポイントをチェックしてみましょう。
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電車の中で上司と遭遇!社外だからと知らんぷりは社会人失格
急いでいて追い越すときは、しっかりとあいさつをすること
会社の飲み会で大迷惑!「行けたら行きます」は嫌われる
エレベーター内のおしゃべりはご法度!第三者に情報ダダ漏れのタブー行為
「口が達者」「口がうまい」はマイナスの言葉
古くは妻に与える離縁状を「三行半」と呼んだように、よくない内容の手紙は1枚で済ませられることが多かった。こうした縁起の悪さを連想させるため、1枚で終わってしまった場合は白紙の2枚目を入れるようになった
やむなく断らざるを得ないときのポイントは3つ。ひとつ目は、クッション言葉を使うこと。「申し訳ございませんが……」「せっかくですが……」などである。ふたつ目は、理由を述べること。「今月は◯◯で立て込んでおりまして……」など、理由を伝えて納得してもらうのだ。3つ目は「また次回にぜひお願いします」「お役に立てずに恐縮です」などと「できません」を言い換える言葉だ
「前の会社では……」は口にするな
おごられるときも支払う仕草を見えるのがマナー
社外の人であっても、例外的に敬称つきで呼ばなければ失礼にあたるケースもある。それは上司の家族から会社に電話が入ったときだ。たとえば山田部長の奥さんから電話がかかってきたときに「山田はただ今外出中でして~」と答えてはいけないのだ
タクシーで近距離のときに断りを入れない人は気が利かない
高級店で「すいませ~ん!」とギャルソンを大声で呼ぶのは下品極まりない
寿司屋で「おすすめのネタは?」と聞くのは野暮な人のすること
手土産を紙袋のまま渡すのは失礼 中身を出してひと言添えるのがスマート
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「まさかこんな基本的なこと…」と思うかもしれませんが、実際にその「基本的なこと」ができていないのが今どきのビジネスパーソンです。
自分ができているなら部下に、できていないならこっそり買って読んで、きっちりマスターしましょう。
この内容で780円+税はおトクだと思います。
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『大人のタブー常識』トキオ・ナレッジ・著 宝島社
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◆目次◆
第1章 やってはいけない「人間関係」のタブー
第2章 恥をかく「オフィス」のタブー
第3章 知っておきたい「上司」のタブー
第4章 人格が問われる「大人の品格」のタブー
第5章 すれ違いっぱなし「男と女」のタブー
第6章 切っても切れない「おつき合い」のタブー
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