【自分ブランド構築の最新情報源】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046013303
本日の一冊は、ニューヨーク・タイムズ紙で話題となった『Me2.0』の著者、ダン・ショーベル氏によるセルフブランディングノウハウ。既に洋書を紹介しましたが、著者が来日するということで、急遽ご紹介いたします。
就職活動をテーマに、SNSの可能性についてまとめられた前作と違い、今回は就職してからキャリアを積みたい、転職したい社会人におすすめの内容です。
『プロモート・ユアセルフ』というタイトルからも連想されるように、個人のブランディングについて、コンセプトから実践まで述べた、実用的な一冊です。
自分ブランドを創りたい方の心構えから、SNSの使い方、ブログ記事を書く際のタブー、キャリアを築くためのソフトスキル、使えるウェブサイトまで、幅広くトピックが網羅されています。
以下の項目ぐらいは、押さえておいて損はないでしょう。
◆セルフ・プロモーションの6つのルール
1.話題にのぼる価値ある自分になれ
2.何か一つ、特別なことで知られる存在になれ
3.自分の広報係は自分
4.自分の役割を広げる道を探せ
5.周囲の人、特に上司を輝かせろ
6.味方を増やせ
◆オンラインの5つのタブー
政治、階級、人種、ジェンダー、宗教
これから自分ブランドを創ろうと思う方に、おすすめの一冊です。今回は、洋書と併せ二度目の紹介ということで、ちょっと突っ込んだ部分を赤ペンチェックしたいと思います。
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最も望ましいのは、あなたの情熱・関心(P)、強み・力(S)、市場(M)が全て合致することだ
Quora:Q&Aサイト。あなたの質問に、様々な分野の専門家からなる大規模なコミュニティーが答えてくれる
OpenCourseWare(Ocw.mit.edu)とVenture Lab(Venture-lab.org)はそれぞれ、MITとスタンフォード大学が主催する。C++からミクロ経済学、メディア学、外国語まで、学部レベル、大学院レベルの多種多様なコースにアクセスできる
最も成功しているブランドは──個人であれ、巨大企業であれ──何か一つ特定のもので知名度を上げることに力を注いでいる
◆フォーチュン500企業の管理職が重要と答えたソフトスキル(一部紹介)
・高い労働意欲
・プレゼンテーションにおける物語性のある話術
・時間管理能力
・メッセージを伝える際の気配り
・高いライティング・スキル
・問題解決のスキル
・チームプレイヤーであること
・プレッシャーのもとでも高い能力を発揮できる
・ユーモアのセンス
◆社員を昇進させるのを思い留まる要因の上位
・ピアス(37パーセント)
・口臭(34パーセント)
・見える場所にあるタトゥー(31パーセント)
・服装(29パーセント)
・散らかった机(27パーセント)
◆セルフ・プロモーションの6つのルール
1.話題にのぼる価値ある自分になれ
2.何か一つ、特別なことで知られる存在になれ
3.自分の広報係は自分
4.自分の役割を広げる道を探せ
5.周囲の人、特に上司を輝かせろ
6.味方を増やせ
あなたにないスキルを持ち、あなたのアイディアをさらに良いものにできるような人たちで周りをいっぱいにしよう
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冒頭と後半の一部にアメリカの世代による違いの話が出てきますが、この辺りは興味のない人は飛ばしていいかもしれません。
オンラインで自分をブランド化しようと思う方、キャリア構築のための情報ソースを求めている方には、興味深い情報が詰まっています。
ぜひ、チェックしてみてください。
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『プロモート・ユアセルフ』ダン・ショーベル・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046013303
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◆目次◆
第1章 ミレニアル世代によって“今の職場”が変わる
第2章 最強のキャリアを手に入れる方法
第3章 ハード・スキル:職務マニュアル以上の自分になる
第4章 ソフト・スキル:あらゆるシーンで好印象を残せ
第5章 オンライン・スキル:ソーシャルメディアを使いこなす
第6章 過剰にセルフ・プロモートしない
第7章 上司が昇進に求めるスキル
第8章 世代を超えた人間関係をつくる
第9章 仕事の枠を超えて人脈を築く
第10章 情熱を次の“仕事”に変換する
第11章 仕事をしながら“新しいビジネス”を始める
第12章 「上へ行く」か、「横へ動く」か、「まっすぐすすむ」か?
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