2015年11月18日

『「成功」のルール』オグ・マンディーノ・著 vol.4138

【オグ・マンディーノのベストセラー待望の新訳】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408455806

アメリカには、自己啓発書の大家と呼ばれる著者が何人かいますが、なかでも突出しているのは、米国マサチューセッツ州生まれの作家、オグ・マンディーノでしょう。

これまでに世界25カ国で5000万部以上を売り上げたと言われる氏の作品は、せめて一冊ぐらい読んでおくといいと思います。

本日ご紹介する『「成功」のルール』は、そのオグ・マンディーノが1981年に発表してベストセラーとなった一冊。日本では、十数年前に『人生は素晴らしいものだ』という邦題でPHP研究所から出てベストセラーとなりました。

ストーリー形式の自己啓発書で、エリコという町で商人として大成功したザアカイ・ベン・ヨシュアと、その下で働くヨセフが登場人物です。

ヨセフを語り手に、ザアカイがどのようにして成功をおさめたのか、その秘訣が「成功のための9つのルール」としてまとめられています。

ストーリーを読んだ後、この9つのルールを読めば、いま目の前の仕事にどう取り組めばいいか、人生の不平等をどうとらえればいいか、不幸にどう立ち向かえばいいか、わかるようになると思います。

既に富を手に入れた人にとっては、人生を見直すきっかけになるでしょう。

人生や仕事に関する名言がたくさん並んでおり、じつに読み応えのある内容です。

さっそく、エッセンスをチェックして行きましょう。

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惨めな人生にすぐに別れを告げて、愛と誇りと達成感、そして心の平安に満ちた新しい生活、新しい人生を始める準備に、いますぐとりかかってください

残念ながら人は仕事が忙しすぎて、忘れてしまう。自分はこの美しい世界を楽しむために創造されたのだということを

わたしたちが豊かになるのは与えるからであり、わたしたちが貧しくなるのは所有するからなのです

数日見るだけなら花を植えよ、数年楽しむなら木を植えよ、永遠に味わうには知識を植えよ

あなたをののしり、わずかな見返りのためにどうしてそんなに働くのかと尋ねる人を、哀れに思いなさい。少ししか与えない者は、少ししか受けとらない

いつも笑顔で逆境に立ち向かいなさい。そうすれば、やがて逆境のほうが屈服する

自分の不運を嘆いて流す涙で、自分の両目を洗いなさい。そうすれば、あなたは真実が見えるようになる

みずから行動しなければ、人の影響を受けるだけだ

亡くした友人、失敗した仕事、傷つけられた言葉、不当に受けた恨み、失くした金、癒されない悲しみ、達成できなかった目標、失敗に終わった野心、裏切られた忠誠心。あなたはなぜ、これらすべての不幸な記憶の断片を、価値あるもののようにもちつづけているのか

人間のほんとうの価値は、自分が何を不要だと判断しているかによって測ることができる

生活をシンプルにしなさい。最少のもので満足できる者が、誰よりも豊かなのだから

何をするにも、いますぐに取りかかりなさい

死とともに生き、死から逃げないようにしなさい。なぜなら、あなたが死ねば、あなたは神とともにいるのだから。あなたが生きているあいだは、神があなたとともにいるのだから

自分以外の何者かになろうとしてはならない

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年齢を問わず、生き方のヒントとなる名言が並んでおり、読めばアクションを起こさずにいられないほど、言葉がパワフルです。

しばらく手元に置いて、見返そうと思う内容でした。

ぜひ、チェックしてみてください。

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『「成功」のルール』オグ・マンディーノ・著 実業之日本社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408455806

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◆目次◆

失うものは何もありません。手に入れるものがあるだけです
無理なことなんて何にもないさ。無理だって思いさえしなければね
不安をやわらげ、逆境から救ってくれる存在
願うことこそ、それをかなえる第一歩だ
自分がこんなにも忌み嫌っている仕事
自分たちの目で、しかと確かめてみよう
人間はいつになったら気づくのだろう
自分はこの美しい世界を楽しむために創造された
立ち向かう秘訣は、しっかりと立つことだ
誰でも地上で天国を味わえる
成功のための九つのルール
行動しようと決断しなければ何も変わらない
人生をよりよく生きたいという願いにけっして背を向けない
ただし、自分自身に対しては誠実であらねばならない
小さな鳥は、とうとう鳥かごから解放された

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