2015年9月11日

『人生って、早く夢中になった者勝ちなんだ!』千田琢哉・著 vol.4070

【生きる指針が見つかる一冊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827209561

結果を出すため、見返すため、認められるため、豊かになるため…。

20代、30代はそんなモチベーションで突っ走ればいいと思いますが、40代を過ぎて感じるのは、「人生は好きな仕事をした人の勝ち」ということです。

勝負し続けていれば、失敗もするし、お金も失う。

でも、それでもゲームが続いていれば、幸せだと思うのです。

そんな気分にちょうど合致したのが、ひさびさに読んだ千田琢哉さんの新刊。

タイトルもズバリ、『人生って、早く夢中になった者勝ちなんだ!』です。

本書のプロローグで著者は、読者にこんな問いかけをしています。

<もし生涯賃金を稼ぎ終わっても、あなたは今の仕事を続けますか?>

著者に言わせると、<夢中になって生きる人生とは、生涯賃金を稼ぎ終わっても何も変わらない人生のことだ>。

では、一体どう考えれば、そんな人生が生きられるのか。

本書には、そのヒントとなる考え方が示されています。

人々が夢をあきらめてしまうきっかけとなる「お金」にどう向き合うのか、成長し続けるために何を心掛ければいいのか、孤独とどう付き合えばいいのか…。

生きる上でのヒントがたくさん詰まっており、ひさびさに著者らしい一冊だと思いました。

いくつか、気になった言葉を見て行きましょう。

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夢中になって生きる人生とは、生涯賃金を稼ぎ終わっても何も変わらない人生のことだ

「この仕事は食べていけないよ」と言われる仕事でも、必ずお金持ちはいる

あなたが夢中になっている仕事がすぐに儲からないのは、その業界のビジネス偏差値が低いからだ。だから、あなたが本気で勉強すれば必ず抜きん出ることができる

夢中になれるものを思い出すのは、独りぼっちの時だ

群れている間は、自分の人生ではなく、他人の人生を生きている

孤独は、「夢を実現しなさい」という神の思し召しだ

孤独になると、まず時間が生み出せる。人は、時間があると自分の好きなことをやるものだ。自分の好きなことにたっぷり時間を費やして没頭するうちに、次第に頭角を現してくる

自分が最も不向きだと思い込んでいるところに、意外な才能が潜んでいるかもしれない

もしくじけそうになったら、「……にもかかわらず」活躍している人を思い出せばいい

お金持ちなのに不幸なのは、嫌いなことで成功したからだ

これからの人生を好きなことで埋め尽くすのだから、年収なんて下がって当たり前だという覚悟はしておくべきだ

人は誰でも、楽しそうに働いている人に仕事を依頼したくなる

好きなことで稼いだお金を好きなことに投資し続けるのが、この世で最高の投資方法なのだ

エリートコースにいつまでも必死にしがみついている人が、真の落ちこぼれ

合格したくらいで有頂天になってしまう分野では、到底勝てない

休日が待ち遠しいようでは、夢中になることには永遠に出逢えない

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いやあ、やる気にさせてくれる言葉ばかりで、これからも度々ひも解きたい、そんな気分になりました。

ここに並んだ言葉は、著者が、もし二十歳前の自分に会えたら言ってやりたいことというコンセプトで、全部で55の言葉が収録されています。

ぜひ読んでみてください。

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『人生って、早く夢中になった者勝ちなんだ!』千田琢哉・著 ぱる出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827209561

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◆目次◆

※多すぎるので省略します

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