【自分の魅力がわかる、Webテスト付き!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756246435
以前、BBMでご紹介した一冊で、土井が個人ブランディングのバイブルとして密かに重宝している本があります。
それは、米国大手クリエイティブ・エージェンシーで活躍した天才コピーライター、サリー・ホッグスヘッドによる『魅きよせるブランドをつくる7つの条件』。
※参考:『魅きよせるブランドをつくる7つの条件』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756246435
人々を引き寄せる「魅力」の根源とは何かを体系化した内容で、ちょっときわどいところにも触れているのが魅力の本でした。
本日ご紹介する一冊は、そのサリー・ホッグスヘッドが「魅力」発見の道具として開発した、「49のアーキタイプ」と、それを知る方法(無料Webテスト)を紹介した一冊。
序盤で自分ブランド構築の秘訣を語り、中盤以降は、49のアーキタイプの解説、終盤はWebテストの解説が載っています。
Webテストといっても、ストレングスファインダーのように時間のかかるものではなく、ものの5分もあれば終わる内容です。
試してみた結果、土井は第1アドバンテージが「イノベーション」、第2アドバンテージが「威信」の「トレンドセッター(最先端、精鋭、進歩的)」が自分のアーキタイプでした。
このアーキタイプを5つの形容詞で表すと、以下のようになるそうです。
1.最先端
2.精鋭
3.進歩的
4.想像力豊か
5.とんがっている
このように、自分のタイプを知ることができ、キャリア選択や働き方のヒントにつなげられる、というのが本書のコンセプトです。
さっそく内容を見て行きましょう。
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「魅力」とは、他者とつながりをもつための一種の本能であり、何らかの形で、誰もがもっているものなのです。ところが、時が経つにつれ、この「人を惹きつける能力」を失ってしまうことがあります。そして「無難」という名の殻を被るようになります
もっとも傑出した個性は、目立たないようにしたり、批判を避けようとしたりする際に、最初に隠してしまう部分
製品自体は同じでも、より魅力的な演出をした場合、顧客は最大4倍の料金を払う
「もっと魅力的な人になれそう」と思わせる商品やサービスを提供すれば、他より高くても買ってもらえる
女性向けの商品を販売するときのコツは、「あなたがもっと魅力的になれるよう、お手伝いしますよ」とアピールすること
最初の掴みがものすごく重要になってきます。遠回しな言い方をしている暇はありません。いきなりズバッと核心をつく必要があります
「違う」ということは、ベターよりも価値があります
目立つのはリスキーだと思うかもしれませんが、あなたに与えられたオプションのなかでは、それが一番安全です。というのも、本当の危険は別のところにあるからです。本当の危険とは「無視されること」です
「収入が高くなればなるほど、その人が行う作業に対してではなく、その人自体に対して報酬が支払われるようになる」(ダン・ケネディ)
収入が高い人ほど、仕事に魅力を感じている
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自分の才能が何なのか、どんな仕事に就けばいいのか、どうやって他人と差別化するか…。キャリアのヒントがたくさん詰まっています。
分厚い本ですが、ページ数のほとんどはアーキタイプの解説なので、ご自身に関係ないところをすっ飛ばせば、あっという間に読むことができるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
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『あなたはどう見られているのか』サリー・ホッグスヘッド・著 パイインターナショナル
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756246435
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◆目次◆
パート1 人の目に、あなたはどう映っているのでしょう?
第1章 あなたらしい独自の価値を探る意味
第2章 あなたらしい独自の価値を見つける方法
パート2 魅力アドバンテージ・システム
第3章 魅力をもたらす7つのアドバンテージ
第4章 アーキタイプ
パート3 キャッチフレーズ あなたの個性を伝える宣伝コピー
第5章 ファシネーション研究所
第6章 他との違いを見つける
第7章 キャッチフレーズ・メソッド
第8章 チーム、アドバンテージ、キャッチフレーズ
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