【一流の「振る舞い」が学べる本】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534052812
ビジネス書を扱うという仕事柄、成功したビジネスマンに会うことが多いのですが、なかには結構な割合で、学歴なし、経験なしから叩き上げで成功した方がいらっしゃいます。
じゃあ、こういう方はまったくの実力で成り上がったのかというと、よくよく聞けば、大人物に引き上げられたりして、成功していることがわかります。
では、なぜ一流の人物が、彼らに目を留めたのか?
それは、ひと言で言って、「プレゼンス」だと思います。
将来伸びそうな目をしているか、野心と礼儀が同居した魅力的な会話ができるかどうか、同年代に差をつけるための投資をしているか、相手に感謝や配慮ができるかどうか…。
一流の人は、決まって同じ所を見るので、そこに対応しさえすれば、あなたも一流の人のおメガネに叶うことができる、ということです。
そこで本日ご紹介したいのが、『「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール』。
「エグゼクティブ・プレゼンス」(人の上に立つにふさわしい存在感)の指導者である、丸山ゆ利絵氏が書いた、ビジネスマンのためのマナーブックです。
他人から好印象で見られるための工夫、言動の注意点、会食のマナーなど、場面ごとに求められるさまざまなポイントを、上手に一冊にまとめてあります。
さっそく一流になるためのマナーのポイントを見てみましょう。
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一流の人は自分の発言に責任を持つことはもちろんですが、ネガティブな言葉をまず使いません
裏方の人にも「ありがとう」を言う
「やってくれて当たり前」という考えは改める
職位が高くなると、相手を待たせることに無頓着になってしまう人がいますが、「時間を守る」のは一流以前の問題
VIPクラスの会食のスタートは遅くとも一八時三〇分
ナプキンの用途は、口を拭いたり、指を拭ったりすることですが、食事の間、磨かれたグラスに、唇についた料理の脂がつかないようによく使われます。グラスを口につけるときは、ナプキンをひざから取り、軽く口にあてて脂をおさえます。この一連の動作を自然にできる人は、優雅で慣れている印象を人に与えます
目上の相手や年長者には、相手を立てる言葉を選びましょう。例えば、「またご一緒しましょう」という言葉は上から目線、同じ立場の目線で失礼だと感じる人もいます。「また近日中にご一緒いただけるとうれしいです」などと、相手を立てる言葉を選ぶように注意してください
流行を追いかけると「クラス感」が落ちる
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終始、厳しい調子で、まだまだ至らない部分の多い人間としては、正直耳が痛い感じでした。
ただ、的を射ている話なのは事実。
また「ここまでやるのか」と驚くような細かいところまで、きちんとマナーが説かれており、勉強になりました。
みなさんもぜひ、読んでみてください。
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『「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール』
丸山ゆ利絵・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534052812
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◆目次◆
第1章 一流は「イメージ」を演出する
第2章 器の大きさは「振る舞い」で決まる
第3章 一流の常識としての会食・接待のルール
第4章 一流は「成功者の衣服」を着こなす
第5章 なぜ一流の「スピーチ」は心に残るのか?
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