2015年4月8日

『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ』ロバート・キヨサキ・著 vol.3914

【金持ち父さんシリーズ最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480864377

本日の一冊は、『金持ち父さん貧乏父さん』シリーズでおなじみ、ロバート・キヨサキ氏による最新邦訳。

※参考:『金持ち父さん貧乏父さん』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480863303

「持ち家は資産ではない」「E従業員」「S自営業者」を抜け出し、「Bビッグビジネス」「I投資家」を目指せなど、これまでにない主張で大好評を博した同シリーズですが、本書では、具体的な資産の築き方を指南しています。

お金持ちが資産形成においてどんな思想を持っていて、それが普通の人とどう違うのか、具体的に書かれており、勉強になります。

なかでも注目したいのは、以下のポイントでしょう。

<ファイナンシャル教育を充分に受けていない投資家の大部分はキャピタルゲインを目的に投資する>

キャピタルゲイン(=値上がり益)を狙って投資するのではなく、あくまで望むインカムゲイン(=配当・利子)を得るために資産を買い続ける。

不労所得を得るための王道が書かれており、「一発大儲け」を狙う方は、戒めの意味でも読んでおくといいでしょう。

また、一般に言われる「分散投資」がじつは分散投資になっていないことや、お金持ちが借金をして投資する理由、どんな借金がいい借金かなど、興味深い視点がいくつも示されています。

実際にいくつか列挙してみましょう。

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昔ながらのファイナンシャル・アドバイザーが「分散投資」を勧める時、たいていの場合、それは一種類の資産──紙の資産──の中での分散を意味している

金持ちは借金を使って資産を買う

お金を借りて、将来価値の上がるもののために使ったとしたら、それはいい借金だ。お金を借りて、将来価値の下がるもののために使ったとしたら、それは悪い借金だ

貯金ではなくいい借金をしよう

◆四つの異なる種類の資産
・ビジネス
・不動産
・紙の資産
・コモディティ

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お金持ちの資産運用の考え方を知り、4種類の資産に分散することを知れば、それで十分元は取れると思います。

税金に関する記述は、国によって違うため参考になりませんが、資産の持ち方については、勉強になりました。

ある程度まとまったお金があり、投資を考えている方、将来のためにいまから勉強しておきたい意欲的な方に、おすすめの一冊です。

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『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ』ロバート・キヨサキ・著 筑摩書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480864377

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◆目次◆

ロバートから読者へ 格好のいいことではないけれど
まえがき サルの捕まえ方
第一章 知識のアンフェア・アドバンテージ
第二章 税金のアンフェア・アドバンテージ
第三章 借金のアンフェア・アドバンテージ
第四章 リスクのアンフェア・アドバンテージ
第五章 補償のアンフェア・アドバンテージ
結 論 資本主義擁護論
あとがき まだ時間はある
特別付録 投資家の五つのレベル
ボーナスFAQ

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