2014年10月19日

『「情」と「理」話し方の法則』岩田松雄・著 vol.3743

【CEOが心掛けるべき話し方とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837925553

本日の一冊は、スターバックス、ザ・ボディショップのCEOとして活躍した岩田松雄さんが、CEOのためのコミュニケーション術をまとめた一冊。

著者がさまざまな文献から学んだこと、体験から学んだこと、現場で実践していたコミュニケーション術がまとめられており、リーダー、マネジャーは必読の内容です。

いくつか、大切な原則をまとめておきましょう。

<情報が氾濫している現代、“「何」を言うか”より“「誰」が言うか”が、ますます問われるようになってきた>

<誰に対しても同じように接するには、丁寧にするしかない>

<相手の心に響くのは話し手の「当事者意識」>

<何かを変えるためには、大きな目標を持ち、本気で取り組む。本気で伝える>

小手先の話し方テクニックとは違う、人を動かす本質が書かれており、じつに勉強になります。

また、以下のような伝え方のちょっとしたコツも役に立ちそうです。

<一人対一〇人のミーティングを一〇回やるよりも、一対一の対話を一回したほうが、絶対にその人と深い関係を築ける>

<ワンメール・ワンメッセージ>

<「何をするか」だけではなく「なぜするのか」も説明する>

セミナーや会議、書籍などで広く伝えることも重要ですが、やはり本当に効くのは一対一のコミュニケーション。

リーダーがどう部下に向き合うか、どう伝えるか、大切なことを学ばせていただきました。

リーダー、マネジャーは要チェックの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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情報が氾濫している現代、“「何」を言うか”より“「誰」が言うか”が、ますます問われるようになってきた

その人の「人となり」「相手に対する印象」によって、伝わり方は大きく変わる

「to do good」よりも「to be good」

「情」や「徳」といった人への思いやり、誠実さ、志の高さこそが人を評価する大切な物差しであるべき

人物評価をするのに一番良いのは、その人と一緒に働いた経験のある人の評価を聴くことです。できれば複数の人から

誰に対しても同じように接するには、丁寧にするしかない

相手の心に響くのは話し手の「当事者意識」

私は「士は己を知る者のために死す」という言葉が大好きです。自分を理解してくれる人には、自分の命さえ差し出してもいいと思える気持ちです。仲間を愛していれば、何か伝えるときにも、相手の立場を理解し、心から発言することができます。上司にそういう意識があれば、部下は、「この人が言うのなら、難しいけれどやってみよう」「この人に恥をかかせてはいけない」と思うものです

何かを変えるためには、大きな目標を持ち、本気で取り組む。本気で伝える

組織は、リーダーのひと言で全体の雰囲気が変わります。その人が認めた方向に向かって舵を取るので、リーダーは部下がいいことをしたと思ったら、どんどん褒めるべきです

「相手への承認」を表す一番の方法は何でしょうか。「あなたのことを気にしていますよ」「ちゃんと見ていますよ」という関心を示すことです。そしてそれを言葉に出す“挨拶”がとても大切です

リーダーはトイレでの後ろ姿まで見られている

冗談の中には本音が隠されていることがとても多い

一人対一〇人のミーティングを一〇回やるよりも、一対一の対話を一回したほうが、絶対にその人と深い関係を築ける

ワンメール・ワンメッセージ

「何をするか」だけではなく「なぜするのか」も説明する

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『「情」と「理」話し方の法則』岩田松雄・著 三笠書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837925553

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◆目次◆

第1章 「何」を話すかより「誰」が話すか
第2章 その「行動」がメッセージを発している
第3章 不器用でも「説得力」あるコミュニケーション
第4章 「経験」がその人の話を魅力的にする
第5章 最高の未来をつくる「言葉の力」

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