【エースと呼ばれる人の共通点】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763133624
本日の一冊は、吉本印天然素材、ジャニーズ、モーニング娘。、宝塚歌劇団、AKB48など、さまざまなアーティストに指導してきたダンスプロデューサー、夏まゆみさんによる話題作。
個人で頂点を極めようとしている人にとって、気になるタイトルですが、書かれている内容は極めてベーシック。
著者がこれまでに指導してきた芸能人、アーティストの例を挙げながら、「エースに求められること」「センターに求められること」を明らかにしており、シンプルながら興味深い自己啓発書に仕上がっています。
いくつか、気になった教訓をまとめてみましょう。
・「群れない時間」をつくりなさい
・追いかける夢の大きさが、そのまま意志の強さにつながる
・センターに立つというのは想像を絶するほど大変なことであり、そのプレッシャーに打ち克つには使命感を持つしかない
・スキルを磨けば、内面も一緒に磨かれる
・「謙虚」になるのはいいが「遠慮」はしてはいけない
これは、「エース」を「著者」や「リーダー」に置き換えても当てはまることであり、BBM読者のみなさまには、ささる内容だと思います。
そして、個人的に心に響いたのは以下の文章。
<会社や自分の実績をアピールしたいなら、遠回しに自慢をするのはやめて「僕たちはこんなに頑張って、こんな成果を上げてきたんです!」とストレートに伝えてみる。交渉中も上位に立とうということばかり考えず「ぜひ◯◯さんと一緒にお仕事がしたいのです」とへりくだって訴えてみる。そんなふうに熱意と誠意で向かってくる人を嫌いになる人はいないと思うし、少なくとも私だったら間違いなく心を動かされてしまいます>
企画書ひとつで、有名人にインタビューをお願いしていた、自分の若い頃を思い出しました。
自己啓発書として、ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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他人の評価を気にする人は「新しいもの」をつくれない
核となる強みをひとつでも持っている人は、それをよりどころにして、さまざまな困難を乗り越えていける
◆「好きなもの一〇個」の意外な効果
・好きなことを考えていると、それだけで自然とポジティブな気持ちになれる
・自分にとって大事なものは身近にあると気づける
「恥をかくことを恐れない」ことが、必ずあなたの強みになります
「仲間」を意識すればするほど成長しない
「群れない時間」をつくりなさい
大切なのは協調することではなく「目的を共有」すること
エースになる人は、ふだんは経験やプライドで身を固めていたとしても、必要とあれば即座にそれをリセットして「ゼロ」になることができる
会社や自分の実績をアピールしたいなら、遠回しに自慢をするのはやめて「僕たちはこんなに頑張って、こんな成果を上げてきたんです!」とストレートに伝えてみる。交渉中も上位に立とうということばかり考えず「ぜひ◯◯さんと一緒にお仕事がしたいのです」とへりくだって訴えてみる。そんなふうに熱意と誠意で向かってくる人を嫌いになる人はいないと思うし、少なくとも私だったら間違いなく心を動かされてしまいます
エースが持つべき「よいプライド」とは、自分を高みに置いて、それに責任を持つためのプライドです
「悪いプライド」は、自己防衛のためのプライド
追いかける夢の大きさが、そのまま意志の強さにつながる
センターに立つというのは想像を絶するほど大変なことであり、そのプレッシャーに打ち克つには使命感を持つしかない
スキルを磨けば、内面も一緒に磨かれる
「謙虚」になるのはいいが「遠慮」はしてはいけない
挨拶は「名前つき」でするのが理想的
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『エースと呼ばれる人は何をしているのか』夏まゆみ・著 サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763133624
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◆目次◆
第1章 エースの資格
第2章 エースは群れない
第3章 エースの努力
第4章 エースの習慣
第5章 エースのその先へ
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