【あの名著4冊がエッセンシャル版になった!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837925553
本日の一冊は、名著として知られるジャック・シュワッガーの『マーケットの魔術師』シリーズ4冊を、再編集した一冊。
いわく、<4冊の著書に登場する数十人のインタビューをトレーディングに不可欠な項目で分類し、解釈を加えた>もので、投資に必要な心構えを、短くまとめてくれています。
この『マーケットの魔術師』シリーズに登場するトレーダーは、いずれも投資家が憧れるほどの大成功を収めた人物ばかり。
彼らのインタビューのエッセンスが読める本書は、これから投資を始める人の心構えとして、また既に投資を始めている人の戒めとして有効です。
さっそく、いくつか教訓を紹介しましょう。
「死にそうなほど負けたときは、とにかく抜け出ることだ」(リチャード・デニス)
「入る前に、どこで出るかを決めておく」(ブルース・コフナー)
「ウォール・ストリートには、見逃しの三振はない」(ウォーレン・バフェット)
「勝つ確率の高い手のときに、勝率の低い手のときよりも大きな金額を掛ければ、プレイヤーに不利なゲームも、有利なゲームに変えることができる」(エドワード・ソープ)
本文中にまとめられている、<勝つ回数を追求してはいけない><ニュースよりもマーケットの反応のほうが大事>といった実践的アドバイスも、じつに参考になります。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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天に向かって「おれはとんでもない大バカなのだろうか」と言ったら、「そうではない。やり続けるのだ」という声がはっきり聞こえたような気がした。だから、続けたんだ。(マイケル・マーカス)
成功するためには、自分の個性に合った手法を見つける必要がある
「マーケットはそんなに都合よく動いてくれないよ。『ウォール街のランダム・ウォーカー』(日本経済新聞出版社)という本を読んだことはあるかい。問題は十分なデータがないことだ。もっとデータを集めてくれば、そのやり方では長期間にわたって利益を出すことができないとわかると思うよ」(ギル・ブレイク)
投資では優位性が必要
頑張るのは準備・調査の段階
ポール・チューダー・ジョーンズはこう言った。「成績がよくないときは、ポジションを小さくし続ける。そうすれば、最悪の状態での取引は最小にできる」
全資産の1%以上のリスクは取らない
忘れることができない人はトレードに向かない
取引をしない我慢が大事
「ウォール・ストリートには、見逃しの三振はない」(ウォーレン・バフェット)
勝つ回数を追求してはいけない
トレーダーは忠実であってはならない
ブラックジャックにおけるソープの考え方は、「勝つ確率の高い手のときに、勝率の低い手のときよりも大きな金額を掛ければ、プレイヤーに不利なゲームも、有利なゲームに変えることができる」というものだ
「気分をよくしてくれることは、多くの場合、間違ったことだ」(ウィリアム・エックハート)
「起きてほしいことと、起きるとわかっていることとを分けて考えるのがポイントだ」(匿名トレーダー)
ニュースよりもマーケットの反応のほうが大事
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『エッセンシャル版マーケットの魔術師』ジャック・D・シュワッガー・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478028672
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◆目次◆
1.失敗は予測できない
2.絶対的な法則を探してはいけない
3.自分に合った手法を使う
4.投資では優位性が必要
5.ハードワークでなければ投資で成功しない
6.楽にできるのがよいトレーディング
7.最悪のときと最高のときに、どう対処すべきか
8.投資のリスクマネジメント
9.どんなときでも自制心を忘れてはいけない
10.自分で決めなければ勝てない
11.成功するトレーダーに共通するのは自信
12.負けもゲームの一部
13.トレードしないで我慢する
14.トレーダーは忠実であってはならない
15.取引金額を大きくしてはいけない
16.気分がよくなる投資はしない
17.トレーディングから感情を切り離す
18.市場に合わせて動的に投資する
19.マーケットの反応を見る
20.間違いには価値がある
21.見通しよりも、どう実行するかが大事
22.難局からすぐに抜け出してはいけない
23.トレーディングを楽しむ
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