【偉人・達人に学ぶ、学ぶ理由と方法論】
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本日の一冊は、累計20万部のベストセラー『働く理由』『続・働く理由』シリーズの最新刊。
※参考:『働く理由』
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※参考:『続・働く理由』
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今回のテーマは『学び続ける理由』で、古今東西の偉人・達人が学ぶことの意義をどう語っているか、学ぶ秘訣をどう伝えているか、名言を解説する形で紹介しています。
冒頭で、内田樹氏の言葉を引用していますが、つい決められた学問、想定の範囲内の学習をしてしまいがちな社会人に、深く刺さる言葉です。
<「成長する」ということは、それまで自分が知らなかった度量衡で自分のしたことの意味や価値を考量し、それまで自分が知らなかったロジックで自分の行動を説明することができるようになるということ(ブログ『内田樹の研究室』)>
だから、学びには<未来に向けて身を投じる勇気を要する>。
また、カール・シュミットの『大学論』を引いて、こんなことも言っています。
<人間は自分がおかれている環境にうまく適応している限りでその環境の本質を理解することは出来ない(カール・シュミット『大学論』)>
では、われわれは何を学び、何を身に付ければいいのか。本書では、エリック・ホッファーの言葉を引用しながら、こう述べています。
<教育の主要な役割は、学習意欲と学習能力を身につけさせることにある。学んだ人間ではなく、学びつづける人間を育てることにあるのだ(エリック・ホッファー『魂の錬金術』)>
本書には、われわれに学びたいと思わせる名言がたくさん並んでおり、また時折学習の秘訣を指南する内容も含まれています。
学びや読書がマンネリ化しているという方には、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「成長する」ということは、それまで自分が知らなかった度量衡で自分のしたことの意味や価値を考量し、それまで自分が知らなかったロジックで自分の行動を説明することができるようになるということ(ブログ『内田樹の研究室』)
教育の主要な役割は、学習意欲と学習能力を身につけさせることにある。学んだ人間ではなく、学びつづける人間を育てることにあるのだ(エリック・ホッファー『魂の錬金術』)
人間は自分がおかれている環境にうまく適応している限りでその環境の本質を理解することは出来ない(カール・シュミット『大学論』)
ある人が三十歳になって、「もういまからでは英語を勉強しても無理だろう」と思ってなにもしないのと、「いまからでも英語をやろう」と始めるのとでは、十年たって四十歳になったときに大きな差が出てきます。(……)幸せになれる人となれない人の違いは、ある局面で「いまからでも」と「いまからでは」とどちらを考えるかにかかっているのだと思います(梁瀬次郎『心を創る七つの言葉』)
はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人をつくる(詩人ドライデン)
神経症の治療で知られる森田療法では「気分本位ではなく、目的本位で生活しなさい」とよく言われる
よく生きることが最高の復讐である(スペインのことわざ)
作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね(『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』)
すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる(橋本武『伝説の灘校教師が教える一生役立つ学ぶ力』)
数学ができる人ほど年収が高い
教育とは、学校で習ったことをすべて忘れた後に残っているところのものである(アインシュタイン『教育について』『晩年に思う』)
明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学びなさい(マハトマ・ガンジー)
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『学び続ける理由』戸田智弘・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
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◆目次◆
1.なぜ、一生学び続けるのか
2.学習時間をつくりだす
3.学習方法のポイントを知る
4.学習意欲を高めるには
5.読書の三つの機能
6.何をどう読むか?
7.文章を書くということ
8.分かりやすい文章を書くコツ
9.数学を学ぶ意味
10.教える技術と精神
11.なぜ人は学ぶのか?
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