2014年8月13日

『40歳のためのこれから術』松浦弥太郎・著 vol.3676

【「暮しの手帖」編集長から40代への助言】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569808786

40代直前に、『40代からの成功哲学』という本を紹介しましたが、今日は、若干テイストの違う40代本をご紹介。

※参考:『40代からの成功哲学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4905154626

「暮しの手帖」編集長の松浦弥太郎さんが書いた、40代のためのアドバイス本です。

<四〇歳から禁句にしたい三つの言葉>をはじめ、40代でやってはいけないこと、やるべきこと、30代とは違うことなどが丁寧に書かれており、じつに読み応えがあります。

◆四〇歳から禁句にしたい三つの言葉
1.「僕はそういうことをやらない」
2.「ごめん、私にはわからないから」
3.「人生なんてこんなもんだ。今のままでいい」

内容のほとんどは、自分が40代になって感じていることと同じでしたが、飲食店でのふるまい方は、殊のほか勉強になりました。

いくつか、気になったところをピックアップしてみましょう。

<遠慮は相手の顔を潰すことにもなるので、ありがたくいただくに限ります。おごられ上手になるとは、相手の顔を立てることです>

<カードOKのお店でも常に現金で払うこと。人を連れて行って十数万円の支払いになっても同じです。いい店は極上の食材を仕入れており、極上の食材は現金払いでしか手に入りません>

<一流店では現金を見せないのがマナー>

お金を見せないように、封筒を使うやり方は、お釣りを受け取る際は経験済みでしたが、支払う際にやったことはありませんでした。

最初から最後まで、「粋」な大人になるためのヒントが詰まっており、たくさんの気づきをいただきました。

ぜひ、読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分が蓄積してきたことに固執するのではなく、新しいものをとりいれることで、さらに磨いてぴかぴかにする。その輝きを、今後はまわりの人のために役立てていく

人間は弱いもので、認めたくないことについては二通りのことをします。一つが「なかったこと」にして、心の引出しに入れて忘れてしまうこと。もう一つは、自分で自分に嘘をついてしまうことです

自分がなにかを人にしてあげたことより、人にしてもらったことのほうが多い

「いるもの」と「いらないもの」の分類は、自分にとって価値(幸せ)があるものとはなにかを知る手がかりになります

四〇歳という機会に、自分が常になにに感謝し、なにに対していつも「ありがとう」と思っているのか、知っておくといい

「ごめんなさい」と感じることをリストアップ
自分の体に対しても、「ごめんなさい」をリストアップ

すでに持っているものの中から、大事なものを探す

自分の定番を決める

選び抜いたものだけを自分の身の回りに迎え入れると決めれば、おのずとものは少なくなります

遠慮は相手の顔を潰すことにもなるので、ありがたくいただくに限ります。おごられ上手になるとは、相手の顔を立てることです

四〇歳は「与える人生」のはじまり

たくさんの人が喜んでくれているかどうかと収入は比例します

カードOKのお店でも常に現金で払うこと。人を連れて行って十数万円の支払いになっても同じです。いい店は極上の食材を仕入れており、極上の食材は現金払いでしか手に入りません

一流店では現金を見せないのがマナー

僕が、くれぐれも避けているのは「ただのもの」。「ただほど高いものはない」というのは本当です。値引きされたもの、安すぎるものには絶対に近寄らない。ポイントの類いもためません。そういうものにお金を使ったところで、なに一つ返ってこないし、逆になにかを失うと感じます

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『40歳のためのこれから術』松浦弥太郎・著 PHP研究所
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◆目次◆

第一章 四〇歳は一年生。
第二章 マイストーリーは宝の山。
第三章 これからはいいものを少し。
第四章 待ち遠しい七〇歳。
第五章 「いただく」から「与える」に。
第六章 これから三〇年の歩み方。
終 章 ていねいな終わり方。
おまけ。四〇歳のためのヒント集

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