【有川真由美さんの最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344025733
本日の一冊は、『感情の整理ができる女は、うまくいく』が27万部のベストセラーとなっている女性自己啓発書のカリスマ、有川真由美さんによる注目の最新刊。
※参考:『感情の整理ができる女は、うまくいく』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569800610/businessbookm-22/ref=nosim
紀伊國屋書店のデータでチェックしたところ、初速好調で、早くもベストセラー確実の様相を呈してきました。
ミリオンセラーとなった『置かれた場所で咲きなさい』と同様の装丁ということで、今後の展開に注目です。
※参考:『置かれた場所で咲きなさい』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344021746/businessbookm-22/ref=nosim
中身は、見せかけの損得に惑わされない、傷つくのを恐れない、自分の心に素直な生き方を説いたもので、50以上の仕事を経験したという著者ならではの豊富なエピソード、体験が生きています。
いくつか、本文から気になった言葉を引用してみましょう。
<「自分の道を迷いながら、歩いている子どものほうが、他人の道に迷いながら、歩いている大人より好ましい」(ゲーテ)>
<人生は、決め込まないほうが、うまくいく>
<人との出逢いが、あなたを思いがけない運命に導く>
<自分の居場所は、与えられるのではなく、自分からなにかを与えることでつくるもの>
他人の目を気にしない、でも他人に貢献できる、与えられる生き方。
バランスの良い考え方で、とても共感できました。
最近話題の『アナと雪の女王』じゃないですが、やはり時代は、「ありのままの生き方」を求めているのでしょうか。
自分らしい生き方を模索する方に、おすすめの一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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見せかけの損得に惑わされてはいけないのです。遠回りをしている人は、近道では決して見ることができない景色を見ることができます
傷つくのを怖がって、「その実、通販カタログで見たけど、結構、酸っぱいのよね」なんて言っているだけでは、本当の味は一生、わからないのです
新しい場所は、最初は、大抵、心地悪い場所です。でも、そこでなんとかかんとか格闘しているうちに、なにかが身に付き、だんだん心地いい場所になっていく。そして、そこで、またつぎの場所に移り……ということを繰り返しているうちに、少しずつできることが広がっていったのです
「自分の道を迷いながら、歩いている子どものほうが、他人の道に迷いながら、歩いている大人より好ましい」(ゲーテ)
遠方に尊敬できる写真家を見つけ、何度か撮影に同行させてもらいました。そのとき、写真家から言われたのは、「どんな仕事が来ても、“できます”と言え。プロとして“できない”と言ってはいけない」。「でも、私は始めたばかりで……」と言うと、いきなり大声が飛んできました。「バカっ! 仕事を頼むお客にとっては、実績がどうかなんて関係ないんだ」
人生は、決め込まないほうが、うまくいくのです。『フォレスト・ガンプ』のなかに、こんな言葉があります。「人間はそれぞれ運命をもっているのか。それとも風に吹かれて漂っているだけなのか。ボクはその両方が同時に起きているんだと思う」
人との出逢いが、あなたを思いがけない運命に導く
やりたいことより、やれること。仕事は、人に喜んでもらってなんぼ。求められる仕事であれば、かならず喜びがあり、好きになれるものです
「~してあげたのに」と思うぐらいなら、止めておけばいい
他人に勝とうとして、自分自身の人生のゲームに負けてはいけない
「人の目」というのは、気にするためではなく、利用するためにある
自分の居場所は、与えられるのではなく、自分からなにかを与えることでつくるもの
他人や自分を“減点主義”で裁いているから、心がすり減る
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『遠回りがいちばん遠くまで行ける』有川真由美・著 幻冬舎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344025733
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◆目次◆
第1章 前に進む勇気がもてない人へ
第2章 どの道を行ったらいいかわからなくなっている人へ
第3章 一人で心細くなっている人へ
第4章 八方ふさがりになっている人へ
第5章 前に進んでいないと感じる人へ
第6章 いい波に乗れたと思っている人へ
第7章 歩くのがしんどくなっている人へ
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