【起業する前に読んでおきたい一冊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799314858
出版の世界において、「自伝」と「私の子育て体験」は、誰もが書きたがるけれど、ほとんど商業出版につながらないテーマ。
同様に、起業の世界では、「カフェ」と「雑貨」が、みんながやりたがるけれど、儲からないビジネスとして有名です。
セオリーを知らないと成功できないのは、出版でも起業でも同じ。なかでも、「失敗に至る道」は知っておいて損はないでしょう。
本日ご紹介する一冊は、好評を博した『カッコ悪く起業した人が成功する』の著者、鈴木健介氏による起業本。
※参考:『カッコ悪く起業した人が成功する』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/B00AEE404E
これから起業する人が知っておきたい常識やノウハウ、心構えをギュッとコンパクトにまとめており、どうすれば失敗を避けられるか、丁寧なアドバイスがなされています。
・「やりたいこと」で起業してはいけない
・自分に関わるすべての人が儲かっていることが、起業を企業に成長させていく基本
・怖がるべきは、客がいるかいないか
・大切なのは資金効率
など、起業家が守るべき「鉄則」が書かれており、これから起業する方には、必読の内容です。
ぜひ、チェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「やりたいこと」で起業してはいけない
客は、見つけるものでも作り出すものでもありません。失敗しないためには、「客が待っている仕事」で起業して、あなたの存在を「客に見つけてもらう」ことが重要なのです
自分に関わるすべての人が儲かっていることが、起業を企業に成長させていく基本
起業を目指す場合、怖がるべきは、客がいるかいないかだけ
今の時流は何でしょうか? 大きく分けて、「我慢」「節約」「エコロジー」「健康」の4つがテーマ
昭和大恐慌のときには、財閥でなくても、たとえば大きな料亭のように、金持ちを相手にするビジネスは生き残っていた
起業は、勢いです。知識ばかりたくさん詰め込んでも、行動を起こさなければ、成功することはできません
普通は、利益率の高いビジネスを考えがちになりますが、大切なのは資金効率なのです
家族や友人を保証人にするな
技術者の起業を成功させるのには、2つの重要なポイントがあります。それは、「マーケットリサーチに長けたパートナーを得ること」と「そのパートナーの意見を優先させること」です
「売れている店」よりも、大切にすべきは「売っている店」です。「売っている店」とは、立地がよくない中でも経営努力をしている店です。こうした店の経営者には次のような共通点があります。
(1)新しい会社・商品に興味がある
(2)まず置いてみて、扱うか否かは自分ではなく客に決めさせる
(3)商品の勢いが落ちてきても一緒に改善策を考える
ビジネスにおいては、「相手の利益に貢献できる」提案であることが、成功させる第一要件
相手にリスクを感じさせるな
出入り業者を情報提供者に
聞いた話を誰もが、誰かにしゃべりたくなる言葉をつけるのです。
その言葉とは、「誰にも言わないでよ」
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『起業失敗の法則』鈴木健介・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799314858
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◆目次◆
Part1 起業を考えたらまず知っておきたい「失敗の法則」
Part2 起業準備編
Part3 営業編
Part4 事業拡大編
Part5 経営者編
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