【IT企業の儲けのカラクリが見える】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774163570
本日の一冊は、IT、ウェブ分野を得意とする税理士で、ビジネスモデル・デザイナーとしても認定されている著者が、IT企業の儲けのカラクリをまとめた一冊。
クリス・アンダーソンの『フリー』の影響で、だいぶIT業界のビジネスモデル、課金モデルも広まった感がありますが、本書ではそれを、改めてうんちくとしてまとめています。
※参考:『フリー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047/
・Facebookの収入の84%は広告から
・じつはアップルはハードウェアを売って稼いでいる
・NTTグループは代金請求会社
・Amazonはものすごい規模の倉庫業
など、飲み屋のトークでも盛り上がりそうな切り口で、IT企業のビジネスモデルの本質を突く。
また、「フリーミアムの課金パターン」をまとめてくれているのも重宝します。
◆フリーミアムの課金パターン
・有料アイテム課金型 ※パズドラの「魔法石」「レアガチャ」など
(厳密には無料でも可)
・時間制限型 ※「30日間無制限でお試しできます」など
・機能制限型 ※保存できるデータの容量が少ないなど
・人数制限型 ※大人数で使うには課金が必須など
・商用課金型 ※ビジネスをするにはお金が必要など
現在就職活動中の学生から,将来起業したいビジネスパーソンまで、ビジネスに対する感度を上げたい、と考える人におすすめの一冊です。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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Googleの売上高は4兆3652億円、営業利益は1兆1101億円です。営業利益率は25%もあります(2012年12月期)
Facebookの収入の84%は広告から
エッジランクは、次の3つの要素から構成されています
・親密度(どれだけコミュニケーションをしているか?)
・重み(どれだけ1つ1つの投稿にいいね!やコメントがつけられているか?)
・経過時間(記事が投稿されてからどのくらい経っているか、何らかの行動が起きてからどのくらい時間が経っているか?)
通常のアフィリエイト広告なら、広告をクリックし、飛び先のサイトにて、アプリDLや商品の購入などのアクションをした際に、その成果をもたらすユーザーを誘導してくれたサイト保有者やメールマガジン保有者に報酬が支払われます。一方、リワード広告がユニークなのは、さらにそこでアクションをしてくれたユーザーさんにも報酬をあげるしくみになっていることです
Naverまとめの特徴は、「まとめインセンティブプログラム」の存在にあります。これは、作ったまとめに一定の人気が出ると、それを作った人にインセンティブを与えるというしくみです
・トピックピッカー奨励制度
・ロングヒッター奨励制度
◆フリーミアムの課金パターン
・有料アイテム課金型 ※パズドラの「魔法石」「レアガチャ」など(厳密には無料でも可)
・時間制限型 ※「30日間無制限でお試しできます」など
・機能制限型 ※保存できるデータの容量が少ないなど
・人数制限型 ※大人数で使うには課金が必須など
・商用課金型 ※ビジネスをするにはお金が必要など
いろいろなアプリがそろえば、それを使えるハードウェアの魅力も高くなります。非常にかんたんにいってしまうと、Appleはソフトを「味つけ」にして、非常に高付加価値のハードウェアを販売して儲けるモデルになっています
ソニーの事業は、エレクトロニクス、エンタメ、金融の3つに大きく分けることができます。そのうち、エレクトロニクスは4兆500億円程度ですが、営業利益は1400億円の赤字。一方、金融は1兆円超の売上で1500億円弱の営業黒字です
NTTグループは代金請求会社
Amazonはものすごい規模の倉庫業
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『IT企業が儲かるしくみ』藤原実・著 技術評論社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774163570
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◆目次◆
第1章 なぜ、無料でも利益が出るのか?
第2章 上手にお金を払ってもらうしくみ
第3章 あのグローバルIT企業の利益率が圧倒的に高いワケ
第4章 意外と知らない、IT以外が利益の源泉となっている企業
第5章 儲からない会社・儲からなさそうなビジネスが生まれて大化けするまでを支えるしくみ
第6章 「税金をはらわない」ことで儲けの流出を防ぐ
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