【本田健が教える、2014年からの生き方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479794239
本日の一冊は、ベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』や、シリーズ150万部を突破した「17のこと」シリーズでお馴染みの本田健さんが、これからの生き方を説いた一冊。
「これからの」が意味するところは、あくまで受け取った感想ですが、「2014年以降」ということと、ある程度「年を重ねてから」という2つの意味があると思っています。
これまでとはガラリと変わるであろう2014年以降、どんな振る舞いが求められるのか、若い頃とは違うこれからの人生、何を指針に生きていけばいいのか、9つの視点で、アドバイスがなされています。
「9つの視点」というのは、目次にもあるように、人間関係、お金、仕事、家族、パートナーシップ、時間、健康、運と運命、生きる目的、のこと。
若い時分に気になるお金、仕事の話から、年を重ねるにつれて重要になる人間関係や健康、家族の話まで、著者ならではの見解が示されており、じつに興味深い内容です。
年を重ねるにつれて関係者が増え、人間関係の悩みが増えるという指摘や、人生の後半で友情が大切になるという指摘、身近な30人が自分の未来を創るという指摘…。
論拠などを求める本ではなく、どちらかと言えば、自分の過去と向き合い、内省を促すための啓発書と言えるでしょう。
本当に大切なものを大切にしないと、人生の後半で後悔する、というのは、土井も周囲の方を見て、実感してきました。
本書は、人生の後半戦を、後悔しないための指南書です。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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30代になってみると、幸せいっぱいになるはずが、悩みはさらに多岐にわたり、簡単に解決するのが難しいことばかりになった気がしました。それは関係者が増えたことが大きいかもしれません。自分さえ頑張れば何とかなった時代は終わったのです
20世紀は、明るさが評価される時代でした。(中略)いままでは、ただ明るいだけで好感を持って見られた傾向がありましたが、これからは、そうならないでしょう。そういうタイプは、ちょっと考えが浅い、上滑りな人物だと評価される可能性があります。これからは、ポジティブとネガティブのバランスが上手にとれる人が信頼されるようになるのではないでしょうか
自分の人生に友情という支えを持つのは、後半の人生でとても大切です。花に水をやるように、友情にも水やりを忘れないでください
お金の知性面では、「稼ぐ」「使う」「守る」「増やす」の4つをマスターすることです
お金の感性は、大きく分けて、「受け取ること」「感謝して味わうこと」「信頼すること」「分かち合うこと」の4つの要素で成り立っています
お金と上手につき合う最初のステップは、「お金は素晴らしくて、楽しいものだ」と考えることです
お金と楽しくつき合うコツは、お金の出入りがあるたびに、感謝することです
お金を自分では使わずに、子どもに残したがる人がいますが、どうせなら、お金の知恵まで一緒に残してあげることです
私の友人の資産家は、お金持ちになるには3つの条件があると言います。それは何かというと、まず「いい服を着ること」、次に「楽しく仕事をする」。3つめは、「ユーモアのセンスを持つこと」だそうです
期待が大きいと、失望も大きくなる
あなたは、「時間を無駄にしないために生まれてきた」のではありません。「心から充実した時間を楽しむために生まれてきた」のです
私が苦しんでいたとき、メンターに「人生では、少なくとも3回は不運なことが起きるものだよ」と教えられました
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『これから、どう生きるのか』本田健・著 大和書房
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◆目次◆
1.人間関係
2.お金
3.仕事
4.家族
5.パートナーシップ
6.時間
7.健康
8.運と運命
9.生きる目的
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