2013年11月28日

『世界最高峰ビジネススクールの「人生を変える言葉」』 佐藤智恵、早川書房編集部・編  vol.3418

【教授たちの名言集】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152093919

本日の一冊は、ハーバード、スタンフォード、コロンビア、シカゴ、ウォートン、ダートマス、ケロッグなど、いわゆる名門ビジネススクールの卒業生が、授業で聴いた教授たちの「名言」をまとめた一冊。

2004年に、ハーバード・ビジネススクールの最終講義をまとめた『ハーバードからの贈り物』という本が話題になりましたが、まさにその感動スピーチだけを取り出してまとめたのが、本書『世界最高峰ビジネススクールの「人生を変える言葉」』です。

※参考:『ハーバードからの贈り物』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478024820

見開き2ページの右ページに教授の名言を載せ、左ページでは実際に授業を受けた卒業生が解説をしています。

教授たちが語っているのは、学生たちの卒業後の人生や成功・失敗に向かう態度、リーダーとしての心構え、倫理など。

いくつか心を打たれた言葉をご紹介しましょう。

覚えていてほしい。君たちの人生は、稼いだ金額の数字などではなく、どれだけ人の成長に貢献したかで評価されることを。(ハーバードビジネススクール クレイトン・クリステンセン教授)

将来、これをやる、と決めたら、それに「オールイン」してください。(ハーバードビジネススクール アニタ・エルバース教授)

起業のためにとるリスクとは、お金のリスクだけではない。失敗したら清掃員になってもいいという覚悟をもって、自らの社会的な評価をリスクにさらすことなのだ。もしその覚悟がなく、それに耐えられないのなら、君は起業には向いていない。(元ノースウェスタン大学ケロッグスクール・オブ・マネジメント スティーブン・ロジャーズ教授)

高額なビジネススクールの学費を払わなければ、決して聴くことのできない名言の数々。

ぜひじっくりと味わってみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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覚えていてほしい。君たちの人生は、稼いだ金額の数字などではなく、どれだけ人の成長に貢献したかで評価されることを。(ハーバードビジネススクール クレイトン・クリステンセン教授)

「今回だけだから」と言い訳をして自分の信条を九八%守るよりも、一〇〇%守るほうが簡単なのである。(ハーバードビジネススクール クレイトン・クリステンセン教授)

朝起きたら、会社に行くのが待ちきれないほど素晴らしい仕事がある。そして、会社に行けば、一目散に帰宅したくなるような、素晴らしい私生活が待っている!(ハーバードビジネススクール ゲイリー・ピサノ教授)

お金を稼ぐことを、人生の目的にしてはいけない。パートナー、家族、友人など、自分の周りにいる人たちを、もっと大切にしてほしい。なぜなら、君たちが絶望的な状況に陥ったとき、本当に助けてくれるのは、そういう人たちだからだ。(コロンビアビジネススクール ダン・アミラム助教授)

多くのことに「優れている」人は、一つのことに「突出している」人に負けてしまう。(ノースウェスタン大学ケロッグスクール・オブ・マネジメント ハリー・クレーマー特任教授)

起業のためにとるリスクとは、お金のリスクだけではない。失敗したら清掃員になってもいいという覚悟をもって、自らの社会的な評価をリスクにさらすことなのだ。もしその覚悟がなく、それに耐えられないのなら、君は起業には向いていない。(元ノースウェスタン大学ケロッグスクール・オブ・マネジメント スティーブン・ロジャーズ教授)

将来、これをやる、と決めたら、それに「オールイン」してください。(ハーバードビジネススクール アニタ・エルバース教授)

チームメンバーと失敗したことを祝いなさい。そうすれば、ますますリスクをとることを恐れないチームになるはずだ。
(ノースウェスタン大学ケロッグスクール・オブ・マネジメント ジョン・アイエロ兼任講師)

君たちには、権力やしがらみにとらわれずに正義を貫く義務がある。(ハーバードビジネススクール カシーク・ラマンナ准教授)

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『世界最高峰ビジネススクールの「人生を変える言葉」』佐藤智恵、早川書房編集部・編 早川書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152093919

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◆目次◆

第1章 人生
第2章 成功と失敗
第3章 リーダーシップ
第4章 行動
第5章 思考
第6章 知恵
協力者
教授紹介
大学紹介

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