【ゆうきゆうが教える、仕事の心理学】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475931329X

本日の一冊は、東大医学部卒業後、精神科医となり、読者数16万人のメルマガを発行、著作の累計部数300万部を突破したゆうきゆうさんが、心理学的に正しい成功法則を説いた一冊。

数多くの心理実験、調査から導かれた理論を紹介し、読者を励ましてくれる自己啓発書です。

クウェート大学のハッサン博士によると、＜「何かの物事で、『明るい面』や『楽しい面』ばかりを考える人ほど、総じて意欲的になり、努力を継続できる」＞。

また、アメリカの心理学者であるウェイトリーによると、＜成功している人ほど、「いろいろな物事が起こるようにする」＞。

やはり、積極性は成功の重要な要因なのでしょう。

わかってはいるけれど、なかなか積極的に行動できない、という人に、本書はいくつかTipsを示しています。

＜『理由』を自分自身で説明できないのなら、その行動を決して達成することはできない＞
＜「５％だけ」変更させようと思うことが、もっとも無理なく、気持ちや物事を変化させていく＞
＜作業の効率がもっとも高くなったのは、「午前10時半」と「午後９時」＞

また、現在会社に不満を抱えている人には、こんなヒントが役立つでしょう。

＜転職した多くのマネージャーは、転職をした直後は職務満足度が高くなる＞
＜転職した人は、「最初は楽しいけど、すぐにまた気持ちが悪化する」＞
＜「その会社を好きである」というときに、仕事へのモチベーションがもっとも高まる＞

自分に前向きな行動を取らせたいなら、ぜひチェックしたい一冊。

読み進めて行くうちに積極性が高まること、間違いなしです。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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クウェート大学のハッサン博士によると、「何かの物事で、『明るい面』や『楽しい面』ばかりを考える人ほど、総じて意欲的になり、努力を継続できる」

成功している人ほど、「いろいろな物事が起こるようにする」

心理学者であるサンモントンらは、172名の作曲家を対象にして、彼らが作った1919曲の音楽について調べました（中略）多くの作曲家が「若いときの作品」に比べて、「晩年の作品」のほうが、名作だと評価されることが多く、また評論などでも、総合的に高い評価を受けることが多くなった

さまざまな経験、学習、積み重ね…。その一つ一つは、何かを作り出すときに、「若さに勝る」のです

大切なことは、今の場所で、状況を変えるための行動をすること

スウェーデンにあるウプサラ大学の心理学者であるハガフォーズ博士によると、「人間がどんな行動をしようと思う場合であっても、その『理由』を自分自身で説明できないのなら、その行動を決して達成することはできない」

心理学的には、「５％だけ」変更させようと思うことが、もっとも無理なく、気持ちや物事を変化させていくとされています

カナダのアルバータ大学の心理学者であるキャメロンらの調査によると、人間は、「何もやっていないうちからご褒美をもらうと、かえってやる気が低下してしまう」

ケンブリッジ大学の心理学者であるブレイクらは、多くの人を対象にして、いろいろな時間帯に、さまざまな作業を行わせました（中略）その結果、作業の効率がもっとも高くなったのは、「午前10時半」と「午後９時」ということが分かりました

「大器晩成」は、あんまりない

アメリカの心理学者であるバウマイスター博士は、「攻撃的な気持ちを抱えやすい人ほど、エネルギーや自尊心も高い」と言いました

あまりの悲しさに、かなりエネルギーが落ちて、ほとんど何も手に付かない…。そんなときは、逆に「エネルギーが低下してもできること」をオススメしています。たとえば、本を読む。マンガを読む。マッサージに行く

「その会社を好きである」というときに、仕事へのモチベーションがもっとも高まることが分かった

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『やりたいことをぜんぶ実現する方法』ゆうきゆう・著　海竜社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475931329X

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◆目次◆

Chapter1　一歩動けば、一生が変わる
Chapter2　やりたいのにできないのはなぜ？
Chapter3　人生は先手必勝だ
Chapter4　ネガティブな気持ちをポジティブに
Chapter5　夢は、必ずかなう！