【あのチラシのカリスマの最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/425954747X
本日の一冊は、以前ご紹介して大反響のあった、『人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方』の著者、坂田静香さんによる一冊。
※参考:『人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062139065
著者は、大田区の男女平等推進センター「エセナおおた」で、地味な講座を異例の大ヒット講座につなげた元主婦で、その企画力、集客力を学ぼうと、全国から講演依頼が殺到する人物。
「男女共同参画」「まちづくり」「料理講座」など、行政が行う地味な講座がなぜ毎回満員御礼となるのか、知りたい方が買って、前作はベストセラーとなりました。
(現在も売れ続けています)
今回出版された本は、『人が集まるチラシの作り方』ということで、著者が過去に手掛けて反響のあったチラシの実例と、チラシ作りのノウハウが載っています。
・ターゲットと内容に合ったフォント選び
・タイムリーな内容
・ゴールの見えるタイトル
など、集客の基本をきちんと押さえつつ、実践的な話をしているので、じつに参考になります。
著者が指摘する以下の点も、外さないためには重要なポイントだと思います。ぜひ押さえておきましょう。
<人に相談できないことや他人に知られたくないことについてはこっそり本を購入して読みますが、セミナーなど大勢の人が集まる場所でネガティブワードを使ってしまうと、興味があっても申し込みづらい>
<若い人は「フリーマーケット」ですが、中高年は「バザー」と書くほうが理解できます。対象者によって言葉づかいも変わります>
集客に大事なこと、そして実際にイベント、チラシを作るための実践ノウハウがびっしり詰まっています。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ターゲットと内容に合ったフォント選びを心がける
タイムリーな内容を盛り込む
ゴールの見えるタイトル
ゴールは「振り込め詐欺に遭わない」のではなく、「ひとりで生き抜く知恵」がほしいのです。後者がゴールです。セミナータイトルでゴールの見せ方を誤ってしまうと、まったく集客ができなくなります
人に相談できないことや他人に知られたくないことについてはこっそり本を購入して読みますが、セミナーなど大勢の人が集まる場所でネガティブワードを使ってしまうと、興味があっても申し込みづらい
「限定」を強調する
固有名詞よりも実績を強調する
「醸造を学ぶ」よりも「醸造の基本を学ぶ」のほうが気軽に参加ができます
33.6%という表現ではなく、「3人に1人がリピーター」のほうが効果的です
数字が100%に近いような場合には、100%と表現するとうそっぽくなりますので、正確な数字でリアリティを出したほうが効果的です。たとえば、「お客様の94.2%が満足と答えています」などです
あくまでもゴールは、主催者側ではなく、対象者のゴール
ウリは箇条書きで3つ!
インクが黒であれば、黒と反転する黄色(クリーム色)のチラシが目立ちます。反転する色だからといって、白い用紙は目立ちませんので、避けたほうがよいです
お祭りの場合、若いファミリーだと食べ物系の模擬店が一番人気ですが、中高年だとバザーが一番人気です。人気のものをできるだけ大きい文字で目立つようにチラシに書きます。ちなみに若い人は「フリーマーケット」ですが、中高年は「バザー」と書くほうが理解できます。対象者によって言葉づかいも変わります
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『人が集まるチラシの作り方』坂田静香・著 家の光協会
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/425954747X
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◆目次◆
第一章 チラシを変えるだけで集客できるのか?
第二章 集客力アップ! チラシ作りのツボ
第三章 これだけは押さえたい! さらに集客力アップの肝
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